私はあるメディア系の会社に勤務していますが、仕事上、英語が使えることが必要不可欠だったため、10数年前に本格的にTOEICの勉強を始めました。
最初は勉強法が分かりませんでしたが、独学で自分なりのやり方「通勤時スマホ学習法」を確立し、925点をマークするまでに至りました。
そのポイントは次の3つです。
- スマホのラジオ放送アプリで英語ニュース(英BBCなど)を聞きまくる。
- スマホに英単語のオーディオブックをダウンロードし、聞きまくる。
- スマホにTOEICテストの過去問アプリをダウンロードし、解きまくる。
このたった3つのポイントをマスターするだけです。
現在、英語を公用語にする会社も増えてきており、入社時にTOEIC700点以上を必須条件に掲げる企業もあります。
なかなかTOEICの点を上げることができずに苦労している方も多いと聞きますので、そこで先ほどの3つのポイントとその理由について具体的に分かりやすく説明したいと思います。
皆さんのお役に立てば幸いです。
(記事:Sunny)
目次
【TOEIC勉強法】 私が600点以上取った時の3つの秘密とは?
【TOEICは日本の受験勉強と同じ。高得点を取ったからといって英語が話せるようになるものではありません】
意識改革から始める
TOEICの勉強をしたいけど、何から手を付けたら良いと思いますか?
まずはあなたの意識を変えましょう!
皆さんはTOEICで高得点を取れば、英語がしゃべれるようになると思っているのではないでしょうか。
いきなり失望させるような話で申し訳ありませんが、TOEICで高得点を取ってもそれが即、流ちょうに英語が話せることにはつながりません。
なぜならTOEICで高得点を取るのに必要なのはリスニング能力と語彙力だけだからです。
逆に言えば、全然英語を話せなくても、ある程度聞き取ることができ、受験勉強のように頭に英単語をたたき込んでおけば、楽に高得点が取れます。
「通勤時スマホ学習法」
- スマホのラジオ放送アプリで英語ニュース(英BBCなど)を聞きまくる。
- スマホに英単語のオーディオブックをダウンロードし、聞きまくる。
- スマホにTOEICテストの過去問アプリをダウンロードし、解きまくる。

まず英語に耳を慣れさせてください
上の3つの学習法はできれば同時進行で行ってもらいたいのですが、初心者の方はまずスマホのラジオ放送アプリでリスニングに慣れることから始めましょう。
iPhoneの人はAppStoreで、アンドロイドの人はPlayストアで「ラジオ」と検索してみてください。
すると海外のラジオ局を聞くことができるアプリがたくさんでてきます。
私のオススメは「ラジオアメリカ」というアプリです。
これを使うと世界中のラジオ放送を聞くことができます。
私はイギリスの「BBC放送」とアメリカのスポーツ専門放送局「ESPN」を良く聞いています。
そうすればイギリス英語、アメリカ英語、両方の発音に慣れることができるからです。
BBCで時事ネタを、ESPNで好きなスポーツの話題を聞くことができるので、飽きもしません。
最初は何を言っているか分からなくても大丈夫。
例えばBBCで聞き取ることができた単語をたよりに、インターネットでBBCのサイトを調べてみましょう。
どんなことがニュースになっているか分かるので「あの単語が聞き取れたけど、実はこういうことを言っていたんだ!」と答え合わせをすることができます。
BBCのサイトで英文ニュースを読むことで、リーディングのトレーニングにもなります。
できるだけ多くの単語を頭にたたき込んで
単語力が求められるのは日本の受験勉強とまったく同じです。
時間があればペラペラめくる単語帳を自作して勉強しても良いのですが、社会人のみなさんは机に向かう時間も少ないと思います。
ですから、これもスマホでやってしまいましょう。
TOEICテスト用の単語集オーディオブックがiTunesなどでダウンロードできるので、通勤中に聞いて単語量を増やしましょう。
僕のオススメは「キクタン」というもので、TOEICで目指す得点別に難度の違うものがいくつか出ているので、自分の求めるレベルに応じて購入してみてください。
リズム良く英単語と日本語での意味が繰り返し流れてくるので、音楽を聴くような感覚で単語が頭に入ってきます。
最後は、
実際のテストがどんな感じで出題されるのか慣れることが大事
英語を聞き取ることのできる耳を養い、英単語を頭に詰め込めば、あとはTOEICのテストそのものに慣れるだけです。
TOEICはリスニングとリーディングの問題で構成されており、すべてマークシート方式です。
スマホにTOEIC模擬試験アプリをダウンロードして、実際の試験と同じような感覚で問題を解いてみましょう。
最初は出題されるテンポについていけないかと思いますが、そのスピードに対応できるようになってくれば、実際の試験でも高得点が狙えるはずです。
また長文のリーディング問題では、日本の受験問題などと同様に、頭から一言一句漏らさずに読む必要はありません。
出題部分の前後に答えになる要素があることも多いですから、まず設問から読み、その後に長文を読むと、より時間短縮することができます。
【まとめ】
日本人は英語で外国人とコミュニケーションを取れと言われると萎縮してしまったり、難しいと考えてビビってしまったりします。
ですがTOEICは英語で面接があるわけではありませんし、逆に日本人が得意な受験勉強的な学習を積み重ねれば、どんどんスコアが伸びていきます。
リスニング+単語学習+模擬試験の3点セットでどんどん高得点を出していきましょう。
(記事担当:Sunny)
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