さんまと女芸人さんたち
(出典:フジテレビ)

去年(2018年)のことです、毎年恒例となっている「さんまと女芸人とお泊まり会~」なるものを何気なく見ていたのですが、

ワイワイやるだけのただのお笑いではないことに後半気が付き結構真剣にさんまさんのトークに聞き入ってしまいましたw

女芸人さん達もかなり心に染みていたようで、見逃した方や時間のない方のために書き留めました。

 

目次

明石家さんまの性格が分かる名言が女芸人とお泊まり会2018でのパジャマトークで出た!

女芸人さんからの質問に対してさんまさんの芸人魂を垣間見ることが出来ると思います。

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なお質問者は全て「女芸人さんたちからですので 質問)」としてます。

 

女芸人からさんまへ質問と回答

年賀状やお中元を送ってますか?

質問)
さんまさんは大人として誰に年賀状やお中元を送ってますか?

「さんまの回答」
ホンマはもう全部こういうの断ち切りたいんやけどな、でも若いときに世話になった人だけに送っている。

年賀状は3年前に送って以来送ってないな。

あと、芸人はもちろんその子どもたちまでお年玉はあげてるから100万を軽く超えるよ。

さんまの本音:(このお年玉とお歳暮などの日本の風習はやめたほうがええと思う。)

相手からも来なくていい、その方がありがたい。

 

楽屋の挨拶は必要?

女芸人)じゃあ楽屋の挨拶とかはいかなくてもいいんですか?

さんま)いらないいらない、俺はいらない。

さんま)でも俺、来たら芸人だけには「頼んます」っていう。

(へぇ~と一同感心)

 

自分が死んだら何か考えてる?

女芸人)さんまさんって自分が亡くなったときのこととか考えたことありますか?お葬式はどうしようとか?

さんま)昔他の人からパーでんねんでやってくれって言われたことがあったなぁ。

女芸人)あたし泣いちゃうかも。

さんま)ほんまは密葬みたいにしてもらおうと思うてるんやけど。

人のお葬式もなるべく行かないようにしてる、いかんかったら死に顔見なくてええから生きてると思うてられるやん。

女芸人)お葬式で皆さんに泣いてほしいですか?笑ってほしいですか?

さんま)もちろん笑ってほしい。そんで過去の付き合った女性たちに来てほしい。

(一同驚嘆)

 

わたし刺激が少ない日々に不満なんです

女芸人)わたし今年36歳になりまして、なんとなく仕事のやり方も分かり始めたんですけど、でも刺激がなくなってきたように感じてて、このままでいいのか悩んでます。

さんま)仕事は長く続けていけば余計に分からんようになるて
(一同:あ~~~~~・・・)

 

女芸人)例えばさんまさんてずっとTOPを走り続けてきて、どういうときに刺激を感じるんですか?

さんま)もう毎日が刺激や~、今日も新しいこと言わなあかんとかプレッシャーがある。

 

女芸人)さんま御殿なんかでも今日はこんなもんで行けるやろというのはありますか?

さんま)そういうのもあるけど、何かしら一つはもっていこうという気持ちはあるよ。

さんま)娘(いまる)にもなにかの仕事のときはトークの手土産絶対に忘れるなよというよ。

そしたら「お笑いじゃないし」と返された(一同爆笑)

 

どんな子育てしました?

女芸人)どうやって子育てしたんですか?

さんま)わりと自由にやらせたけど嘘だけはつくな”と育てた。

 

嫌いな人は?

女芸人)さんまさんて人を嫌いになりますか?

さんま)あんまいないな、目標が一緒の人は好きや。俺ものすごい好かれたい病やねん。

飲み屋も含め公私ともや。

(一同爆笑)

 

評判は気にするか?

女芸人)あたしなんかエゴサーチとかして自分の評判とか調べますが、さんまさんは悪い評判に対して落ち込んだりはしないんですか?

さんま)しないしないしない!(即答)それお前、自分のこと過大評価しすぎやろ~。

お前は過信しすぎてると思うで。

 

落ち込まないか?

女芸人)たとえば冠番組がうまくいかなかったときとか落ち込まないですか?

さんま)いや、大勢の人たちでみんなで協力しおうて作ったんや、それを自分一人の力でとかどんだけや思う。だから落ち込むねん。

 

上から目線で芸人風情がとバカにされた時どうする?

女芸人)この業界で”この芸人が・・・”みたいな顔をされたときどうすれば?

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さんま)されなあかんのや!お笑いなんか下から攻めなあかんのや。

お前らお笑い芸人をもっと自覚せなあかんわ。

 

お笑いは”下”?

女芸人)お笑いは”下”なんですか?

さんま)俺はお笑いは下やとおもう、世間の皆様お笑いは”下”やと思うてください。でありがとうございますやわ。

さんま)上から行ったら笑えるもんも笑われへんやろ

さんま)これはもう下、下!ポジショニング間違わんようにな。

 

女芸人)”そんなこといつまでやってんだよ”と思われる方がいい?

さんま)そう、それ! そういうの大好きや。

 

コンプレックス

女芸人)身体的コンプレックスは武器になる?

さんま)なる、俺はたまにデブやったらどうやろとか考えるで。自分に身体的特徴がないからな、出っ歯くらいや。

だから出っ歯はええ武器になったで。

女芸人)私は”おまえは顔(ブス)だけや”とかよく言われるんですけど…

さんま)俺はうらやましいわその顔、あんま欲しくはないけど(一同爆笑)

女芸人)さんまさんは武器を作ることはしてきましたか?

 

敵を作った・・・

さんま)そうやな、最初の頃(21~22歳頃)はアイドルのようになってしもうて男が敵に回ったんや。

やっぱ嫉妬とかなんやろな。

さんま)だから「歌が下手」っていうのは全面的に押し出したな。

そしたら男のファンがついてきたのにはビックリした。

 

結婚観

女芸人)女芸人みんなに聞きたい、結婚したら芸人やめられる?

さんま)おれは女性には仕事やめてほしいからね。俺は昔の男のタイプやねん。

収入はあるから働かんでもええやろ、それよりもちゃんと家で子供も育ててくれなあかんし、家にいててもらいたい。

例えば子育てでお手伝いさんが子供に事故かなんかで怪我させてもうたらかなわん。それが自分のカミさんならまだな。

 

Netflixでさんまプロデュースのドラマが面白い!

女芸人とお泊まり会での短いトークでしたが、Netflixで公開してるジミー大西の物語がまた素晴らしく「JIMMY」というタイトルでやっています。

全部で9話まであり、1話ずつオープニングとエンディングは御本人ジミーちゃんとさんまさんの二人が短いトークをします。

このドラマを最初見たとき、こんなアホが本当にいるのかと思ったんですが、そのエンディングのトークで「本当の話や」と分かりますw

 

ジミーちゃんの純粋な心根にさんまさんは何かを感じたんでしょうね、本来一切弟子などは取らない主義のさんまさんですがジミーちゃんだけは別格だったわけです。

 

大物芸人は数多くいますが、これほど万人から好かれている芸人さんは珍しいのではないでしょうか?

普通ファンもいればアンチも同じくらいいるものですが。

このドラマを見ればさんまさんの人格や性格も分かりますよ。

 

感想

さて今回の女芸人お泊まり会での「芸人は下や!」がわたしには響きました。

ささいなことでイラついたり、人間関係がしょっちゅうおかしくなったりして悩んでる人は沢山いると思います。

その原因の多くは変なプライドではないかと思ったりしました。

 

私は芸人ではないですが、変なプライドを捨て自分が”下”でいると人生楽だと最近は痛感します。

それを教えてくれた(ほぼ自分で学んだw)のはカミさんとの結婚生活ですね(笑)

 

九州に「全国亭主関白協会」という組織団体があり、ここの教えの一つに以下があります。

勝たない。

話の内容を聞けば、ひょっとしてこのケンカ勝つかも知れないという思いが沸いてくることもあるだろう。しかし、反論をすれば1時間が2時間になるだけである。だから勝たない、のだ。

 

勝てない。

仮にその問題が100%、亭主に分があるとしても、敵(じゃなかった愛妻)は、形勢不利とみれば20年も前の出来心の浮気を引き合いに出すに決まっているのである。だから、勝てない、のだ。

 

勝ちたくない

もし、勇気を振り絞って戦い、そのケンカに勝ったとしよう。愛妻は反省するだろうか?否、しない。次の機会にそのストレスが、5倍10倍になってはね返ってくるだけであろう。だから、勝ちたくない、のだ。

 

さんまさんの下から攻めたらまず喧嘩なんて起きないですよね、変なプライドは捨てて気楽に生きたいですね。

 

 

 

 

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