(出典:コミックス最遊記・外伝)

おめでたく連載20周年・TV放映もむかえる「最遊記BLAST」シリーズの根源ともいえる「最遊記・外伝」全4巻!

峰倉かずや先生が描くまったく異次元的物語です。

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http://www.ichijinsha.co.jp/special/saiyuki20th/ (一迅社ホームページ、祝連載20周年)

 

オリジナル「西遊記」を吹き飛ばす、まったく異色のストーリー展開!!

 

「最遊記・外伝」は「最遊記BLAST」から500年さかのぼった天界人であった金蝉童子(こんぜんどうし)天界西方軍元帥・天蓬(てんぽう)同軍大将・倦簾(けんれん)闘神哪吒(とうしんなたく)達と

 

斉天大聖(せいてんたいせい)悟空との友情と別離(べつり)=「始まり」と「終わり」の物語です。

 

余談ですが・・(「最遊記BLAST」放映予告)

AT-X(最速放送):7月5日より毎週水曜22時30分~
TOKYO MX:7月6日より毎週木曜24時~
サンテレビ:7月7日より毎週金曜23時30分~
テレビ愛知:7月10日より毎週月曜深夜3時5分~
BS11:7月9日より毎週日曜深夜1時30分~

 

OPテーマ「move on!イバラミチ」
GRANRODEO(グランロディオ)
EDテーマ「リフレイン」:ラックライフ

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目次

「最遊記・外伝」ネタバレと結末!!あらすじと感想。

 

金蝉童子(こんぜんどうし)斉天大聖(せいてんたいせい)との出会い+キャラクター紹介!!

  「お前は誰かの太陽でいられるか?

 

金蝉童子(こんぜんどうし)とは?

観世音菩薩の甥です。

天界にいて「退屈無関心男」=金蝉(こんぜん)に観世音菩薩が預けたのが斉天大聖(せいてんたいせい)「金眼の吉凶(きんがんのきっきょう)」悟空です。

 

金糸(きんし)の髪に紫色の目の金蝉(こんぜん)に斉天大聖(せいてんたいせい)は

「すげーーキラキラしてる。太陽みたいだ」と口にします。

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(出典:コミックス最遊記・外伝)

 

無関心・無感動だった金蝉(こんぜん)は「くうのみえぬものを悟る(さとる)者」悟空と名づけます。

悟空を通じて金蝉(こんぜん)は変わっていきます。

そんな金蝉(こんぜん)に対し「お前はずっとあいつの太陽でいられるか?」と観世音菩薩はなぞめいた言葉をいうのでした。

 

天界西方軍元帥・天蓬(てんかいさいほうげんすい・てんぽう)と同軍大将・倦簾(どうぐんたいしょう・けんれん)金蝉(こんぜん)悟空との出会い天蓬(てんぽう)悟空いわく「天ちゃん」です。

 

ズボラでいい加減ぼーっとしています。

下界への出陣の姿は普段と別人「自分以外のものは信用しない」といわんばかり、全てを自分一人で片づけんとする勇ましき軍人さんです。

 

しかし天界上層部の考えに疑問を抱くひとりです。

金蝉(こんぜん)の唯一の友達です。

 

倦簾(けんれん)悟空いわく「けんにいちゃん」です。

片づけ上手で、天ちゃんの部屋をこまめに片づけたり、書類を片づけたりするキチンとさんです。

 

倦簾(けんれん)も「殺人マシーン」と言われてもまだ子供の哪吒(なたく)を利用する上層部に腹をたてて反抗的です。

悟空と哪吒(なたく)の信頼と友情

「金眼(きんめ)を持つ異端児」=悟空、「殺人マシーン・不浄の子」=哪吒(なたく)天界人達から恐れられている2人。

 

牛魔王との闘いで深手を負って帰って気をうしなった哪吒(なたく)に悟空は

「哪吒(なたく)にあいにきたんだ!!

哪吒(なたく )が

「俺の事すげーって言ってくれて嬉しかったし、またなって笑ったからもっと嬉しかったんだ」

「なぁ!!けがが治ったら俺ここ案内してやるよ。誰も知らないかくれがとか、木イチゴがたくさんなってるトコとか」

2人きりの永遠の約束をかわすのでした。

 

 

自分の子供、哪吒(なたく)を利用し「天帝の座」を狙う父・李塔天(りとうてん)

 
無殺生(むせっしょう)を原則とする天界で唯一殺戮(さつりく)を許された「不浄の者」哪吒(なたく)は父の為と闘い続ける・・・

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そんな哪吒(なたく)の「権威」をかさにして、上層部で影響力を占めていく父・李塔天(りとうてん)「天界に不浄な者は、ただ一人、哪吒(なたく)だけでいい」と哪吒(なたく)に「悟空を殺せ」と命じるのです。

 

哪吒(なたく)は苦しみ、心は裂かれ自害します。

それを目の前にした悟空は逆上し、額(ひたい)の金鈷(きんこ)がこわれ恐ろしいほどのただ一方的な殺戮(さつりく)が始まったのでした。

 

悟空をかばった金蝉(こんぜん)天蓬(てんぽう)倦簾(けんれん)はむほん人として李塔天(りとうてん)天界全体から、命を狙われる事となります。

 

 

「最遊記・外伝」ネタバレ!壮絶なる下界への脱出・死と別れの物語

 

金蝉(こんぜん)達、4名は天帝城の地下にある「下界の門」を目指しますが、

そこで見たものは「異形な生物」=哪吒(なたく)になれなかった者達の変わりはてた姿です。

 

李塔天(りとうてん)は人口改造人間を作り、自分の地位を確立したかったのです。

そして天帝まで殺しその罪を4人にかぶせました。

襲ってくる「異形の生き物達」「天蓬(てんぽう)またあとでな」おとりになる倦簾(けんれん)でした。

 

腹を切り裂かれ、足をふみつぶされ血みどろになり動く事さえできない倦簾(けんれん)
「骨のひとつも残すんじゃねえぞ!!」と叫びながら悲惨で残酷な死をむかえます。

 

天蓬(てんぽう)は、下界の門の前で待ち構える中おとりになり一人飛び込んでいきます。

刀一本で前に前に斬られながら、斬りながら最後は腹を横一文字に斬られ内臓が飛び出しやはり血みどろになりながら死をむかえます。

 

残された金蝉(こんぜん)と悟空は?!

「最初に手を差し伸べたのはお前だったな・今度は俺が差し出す。きっと差し出すから」

 

金蝉(こんぜん)と悟空は下界の門を開けようとしますが、パスワードが合わず開きません。

李塔天(りとうてん)がすでにパスワードを変えていたのです。

 

金蝉(こんぜん)は李塔天(りとうてん)に腹を刺され、李塔天(りとうてん)は右腕を金蝉(こんぜん)に斬り落とされ門は開きましたが、李塔天(りとうてん)は門を閉じるボタンを押し死にぎわ押します。

 

閉じる門に向かって走る2人、金蝉(こんぜん)は閉じかけた門に身体をはさみ、骨はくだかれ、血を吐きながら悟空に「太陽みてぇだ」と言い残しちりとなって消えてしまいます。

 
彼ら3人は遺体としてすら、天界軍の手には落ちなかったのです。

 

悟空は?

金蝉(こんぜん)が消えたであろう場所に、金鈷(きんこ)がはずれ大地にただうずくまっていました。

 

観世音菩薩が見つけるまで

「甥・金蝉(こんぜん)朋友(ほうゆう)天蓬(てんぽう)倦簾(けんれん)に代わって言おう。お前に遭えてよかったと」

 

泣き叫ぶ悟空に課せられた刑は「500年の孤独」と「消された記憶」でした。

 

菩薩が消さなかったただ一つの記憶「すげーキラキラして太陽みたいだ

 

そして岩牢の中500年後、手を指しのべたのは・・・

 

 

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

 

 

・・・

 

 

玄奘三蔵法師でした。

 

 

「最遊記 外伝」のまとめ

 

オリジナル「西遊記」とまったく違う展開がいい!!

 

天界での記憶をまったく持っていないキャラクター達の峰倉先生の「最遊記・外伝」そしてこの展開から「BLAST」へつながっていく 哪吒(なたく)登場です。

 

この「最遊記・外伝」は戦闘シーンの描き方が半端ないです。

  • 「最遊記」
  • 「リロード」
  • 「BLAST」

 

と峰倉先生が描いていらっしゃる中でも、1番衝撃的だと思います。

女性でありながら、ここまで描ききれるマンガ家はそうはいません。

 

話しが変わりますが、この「最遊記」も連載20周年をむかえhttp://saiyuki.gengaten.com/ 「最遊記原画展」開催です!

グッズ販売等もあるので、ファンにはたまりません。

 

哪吒(なたく)と悟空の交流と友情、別離があって今、最終章「BLAST」があるという事を実感できる流れになっている所はすばらしいと思います。

 

是非みなさんも「BLAST」を観る前に一度「外伝」全4巻読んでみてください。

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
 

 

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最遊記BLASTネタバレ!感想とあらすじ「BLAST」7月TV放送開始

 

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