母の白笛・手帳そして「奈落の底で待つ」の意味を知りたいリコ、「自分は何者か・どうしてここ(オース)にきたのか」謎を知りたいレグ。
この二人が、それそれの謎を解くためについに「アビス」へと向かいました。
二人の友情と冒険を描いたつくしあきひと先生の「メイドインアビス」コミック2巻です。
ここまでの内容はアニメ版と一緒です。
深界の世界では「異形な生命体」の宝庫です。沢山の生命体の存在に驚きます。
リコの母の戦友でもあり、師匠の「動かざるオーゼン」の登場も楽しみです。
かわいいキャラ「マルルク」も奮闘してます。ではコミック「メイドインアビス」2巻、覗いてみましょう。
目次
「メイドインアビス」コミック2巻ネタバレとあらすじ
ナットとシギー・リーダーの温かい友情と思いやりに囲まれたリコとレグ。
2巻あらすじ
追跡者
アビスの穴に潜ったリコとレグ。しかし残された仲間ナット・シギーは心配でなりません。
レグとリコは深界に入ったものの「追跡者」に追いつかれたら終わりです。
レグは、リーダーに託された手紙をリコに見せます。それは門外不悉「ライザの手帳」でした。
リコは「最期の宿題だね。頑張ろう!レグ」とリーダーの優しさに感謝します。
上手くかわしながら進みますが、レグは付けられている様でなりません。
そして突然目の前に現れたのは「ハボルグ」さんでした。
「アイツらに頼まれちまってよ」と。
アイツら=ナットとシギーでしたナットとシギーは心配でせめて、深界二層「シーカーキャンプ」までリコ達を守ってくれとハボさんに頼んだのです。
しかしリコは「これは最期の宿題なの。ありがとう。ハボさん」と断ります。
「リコを頼んだぞ。レグ」とハボさんは二人を抱きしめます。
リコもレグもみんなの優しさに感謝しつつ深界二層を目指すのです。
「異形の生命体」との出会い:ナキカバネ
「助けてくれ」と声が聞こえました。
そこには黒笛の男が倒れています。レグは助けようとしますが、リコが気づきました「ナキカバネ」という鳥です。
人肉を食べ、その人の声を出し、また人間をおびき出し生きている「異形の生命体」でした。
突然「ナキカバネ」が襲ってきました。リコはレグを庇い空高く連れ去られてしまいます。
レグは伸縮自在の腕で攻撃しますが、レグも「ネキカバネ」に囲まれ悪戦苦闘です。
「以前にもあった。覚えている」と手のひらの火炎砲をリコを足に掴んだ「ナキカバネ」を撃ちます。
リコは急な上昇負荷の為、吐き気で気を失いました。
深界二層「シーカーキャンプ」不動のオーゼンとの出会い
なんとか困難を乗り越えやっと着いた「シーカーキャンプ」ここでは見張り番がいて探窟家を見るとゴンドラを降ろしてくれると聞いていたリコ。
しかしゴンドラはいっこうに、降りてきません。
レグは腕を伸ばし探ろうとしますが、逆に腕を掴まれます。
・・ゴンドラが降りてきました。リコとレグは乗り込みますが、上昇負荷はリコの身体を侵します。
小屋に着いたリコは吐きます。
そこに2メートル近い女性が立っていました。
「不動のオーゼン」です。
リコは挨拶をしますが「知ってるよ。ライザの子だろ」と中に案内します。
「話ならいくらでもできる。先に風呂だね、臭くってたまんないよ」
案内役、マルルクとの出会い
オーゼンの命で案内役に「マルルク」という少年?が部屋に案内します。
同じ年ぐらいの探窟家はこないので、マルルクは大喜びです。レグと話がはずみます。
リコは遺物を洗う場所でお風呂に入ります。
その晩、マルルクとリコ・レグの話は止まりません。
夜トイレに行きたくなったリコは「異形の生命体」を見て恐ろしくなり、おねしょをしてしまいます。
その話をオーゼンは聞いていました。
「夢じゃない。ついておいで」リコとレグはオーゼンの後を追います。
そしてその部屋にあったのは白い箱でした。
リコが入った「呪いよけの箱」とは?
「この箱に肉の一部を入れておいたのさ。お前が見たのはその肉さ」と語り出します。
リコは気づきました
「これ・・呪いよけの箱」
「そうだよ。お前はライザから生まれた時すでに死んでいたのさ。それでこの箱にいれたら生き返ったんだよ。お前はいつまで生きられるんだろうね」
レグは怒りました「確かに興味深いが、大人げないぞ!オーゼン」
オーゼンとレグの戦い
「奈落の至宝」が目録にないのは、見つからないからじゃなく「存在」しちゃいけないからさ・・とオーゼンはレグに「記憶を失くしてるんだって?よかったよ。その前に壊してやるよ」とレグを潰すつもりのオーゼンです。
リコは「やめて!!レグが壊れちゃう」とオーゼンに向かっていきますが、オーゼンのデコピン一発で壁に叩きつけられ気を失います。
オーゼンはレグの足を掴み床に叩きつけます。
レグは「やらないとこっちがやられる」と判断し「火葬砲」をオーゼンに向けて撃とうとしますが、オーゼンの凄い力で軌道が反らされました。
「レグと一緒にいたいの!負けないで。レグ」と叫ぶリコです。
オーゼンは「駄目だね。お前たち不合格だ」とレグを床に叩きつけ、レグは気をうしないました。
※(階層序盤ですでにボコボコですから、更に先へ進むと一体どんなことになるのか・・・心配になります)
リコとレグの新たな試練・オーゼンの訓練とは?
レグは「火葬砲」を使い、オーゼンに叩きつけられ気を失い、目が覚めました。
リコは「しんじゃうんじゃないかって思ったーー!!」とレグに泣きつきました。
レグはリコを守れなかった自分のふがいなさに涙を流しました。
オーゼンは言います「君じゃその子を守れない」と。
「アビスの深部に住む生命体は、もっと狡猾で強かだ」
ライザの子の力を見て見たい・・・というオーゼンの余興でした。
しかしオーゼンの言う通りここから先の深界はもっと過酷です。
「今日のレッスンはこれで終わりだよ」とオーゼン。
マルルクにレグの治療を言いつけ「叩き直してやる」と言います。
オーゼンとライザの誓い
ライザはリコを孤児院に預けました。
そしてライザは、再び「アビス」へ戻ると言うのです。
「あの子が自分の道を真っすぐ選べるように」と。そしてオーゼンに頼み事をします。
「リコが底を目指してやってきて、そしてあんたの前にたったら教えてやって欲しい。
アビスの底への挑み方と素晴らしい奇跡が支えている事を」と。
オーゼンは「お前のいる所に送ってやるよ」と二人だけの約束を交わしたのでした。
時々この漫画にはサバイバル要素の一つとして、食事を作るシーンがあります。箸休め的なホッとするシーンで個人的には好きです。もちろん食材などは架空のものですが感情移入もしやすくなります。ダンジョン飯のほうはそれがメインなので楽しさの質は違いますが。どちらも面白いですね^^
「メイドインアビス」コミック2巻の感想
アニメを観て、コミックを見てドンドン「アビス」の魅力に惹かれていきます。
アニメは
「白笛>黒笛>月笛>蒼笛>赤笛>鈴」
と知らないと、少し入りずらい「異次元のお話」になってしまいます。
そして「アビスの呪い」についても「なんだろう?」って少し抵抗はありました。
でもコミックを読んで納得しました。
アニメを観て少し「違和感」がある方はコミックから入った方が内容が理解しやすいです。
コミック1・2巻はその辺の事をリコ達の「授業」でやったり、つくし先生がカバー画に「笛の説明」も描いて下さっているのでとっても解りやすいです。
「メイドインアビス」1巻最終頁に、つくし先生はこう書いていらっしゃいます。
「このお話は、元は同人誌用に考えていたものでした。ちょっとした仕掛けのある絵本にするつもりだったのです。
そいつを連載漫画にするにあたって、漫画用に全体のプロットを作ってから始めたのですが、それによると1巻の内容は3話に収まる事になってました。
(中略)
描きたい内容だけは、おかげさまでやれています。願わくば最後まで描かせて頂けたらと思う次第です。どんどん面白くなる「予定」です。」~第1巻引用部分~
レグとリコの冒険ワクワクします。
コミックは最新刊で6巻です。リコは母:ライザに遭えるのでしょうか。
レグの記憶は戻るのでしょうか。
これから楽しみな「メイドインアビス」リコとレグを応援しましょう。
(記事:kerorin)
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※とりあえず立ち読みしてみる⇒<BookLive!>無料
まんがライフWIN
全話は読めませんが一部なら無料で読めます。
- #01 大穴の街オース
- #02 樹住まいの化石群
- #03 元仕置部屋、リコ私室
- #04 ベルチェロ孤児院
- #07 出発前夜
- #08 いってきます!
- #09 深界一層 アビスの淵
- ハローアビス#42
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