その名の通り、中国の物語『西遊記』をモチーフにした作品で、作者の峰倉先生が「最も遊ぶ西遊記」という意味で付けられたそうです。

歴史も長く子供の時から見てた方は、感慨深くこの年表に見入っちゃうと思います。

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「最遊記シリーズ」年表

1996年 8月 『Gファンタジー』(エニックス/現:スクウェアエニックス)9月号に読切「最遊記」が掲載
1997年 2月 『Gファンタジー』3月号より「最遊記」連載開始
1999年 5月 『Gファンタジー』6月号より「最遊記外伝」連載開始
12月 OVA「最遊記」第1巻発売
2000年 2月 OVA「最遊記」第2巻発売
4月 テレビアニメ「幻想魔伝 最遊記」放映開始
2001年 8月 「劇場版 幻想魔伝 最遊記 Requiem 選ばれざる者への鎮魂歌」公開
11月 『Gファンタジー』12月号にて「最遊記」最終回
2002年 3月 『コミックZERO-SUM』(一賽舎/現:一迅社)5月号より「最遊記RELOAD」連載開始
2003年 10月 テレビアニメ「最遊記RELOAD」放映開始
2004年 4月 テレビアニメ「最遊記RELOAD GUNLOCK」放映開始
2007年 4月 OVA「最遊記RELOAD-burial- 〜三蔵法師の章〜」発売
9月 OVA「最遊記RELOAD-burial- 〜孫悟空の章〜」発売
2008年 3月 OVA「最遊記RELOAD-burial- 〜悟浄&八戒の章〜」発売
9月 ミュージカル「最遊記歌劇伝-Go to the West-」公演
2009年 3月 ミュージカル「最遊記歌劇伝 -Dead or Alive-」公演
5月 『ゼロサムWARD』No.009にて「最遊記外伝」最終回
6月 『コミックZERO-SUM』8月号にて「最遊記RELOAD」最終回
9月 『ゼロサムWARD』No.011より「最遊記異聞」連載開始
10月 「SAIYUKI FESTA ’09 -最遊記シリーズ大原画展-」開催
12月 『コミックZERO-SUM』2月号より「最遊記RELOAD BLAST」連載開始
2011年 3月 『ゼロサムWARD』No.020より「賽遊記 dice of destiny」連載開始
3月 OVA「最遊記外伝 第壱巻 桜雲の章」発売
3月 『コミックZERO-SUM』5月号より「最遊記12SEASONS」連載開始
5月 『ゼロサムオンライン』にて「最遊記CROSSROADERS」連載開始
6月 OVA「最遊記外伝 第弐巻 散華の章」発売
11月 OVA「最遊記外伝 第参巻 萌芽の章」発売
2013年 4月 OVA「最遊記外伝 特別篇 香花の章」発売
2014年 5月 ミュージカル「最遊記歌劇伝 -God Child-」公演
2015年 1月 ミュージカル「最遊記歌劇伝 -Burial-」公演
2015年 9月 ミュージカル「最遊記歌劇伝 -Reload-」公演
2016年 8月 「最遊記シリーズ」20周年}

http://www.ichijinsha.co.jp/special/saiyuki20th/biography/#0

 

さてTV放送「幻想魔伝・西遊記」から数年、待ちに待った「BLAST」TV放送開始です!

シリーズ全世界累計2500万部突破した最も遊ぶ西遊記 =「最遊記BLAST」とは、一体どんな話なのか?待ちきれない方もおおくいらしゃると思います。

 

ごそんじの方も、まったく知らない方もお楽しみ頂ける様にザックリと解説いたします。

あとネタバレも含まれていますので注意してください。

 

では最後までじっくりお楽しみ下さい。

 

(最遊記BLAST TV放映予告)

AT-X(最速放送):7月5日より毎週水曜22時30分~
TOKYO MX:7月6日より毎週木曜24時~
サンテレビ:7月7日より毎週金曜23時30分~
テレビ愛知:7月10日より毎週月曜深夜3時5分~
BS11:7月9日より毎週日曜深夜1時30分~

(PV第2弾は下の方にあります)▼

とりあえず最遊記RELOAD BLASTを無料で立ち読みする

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目次

最遊記BLASTのネタバレ!感想とあらすじ

 

最高の幻想バトルアドベンチャー漫画 「最遊記BLAST」

「牛魔王蘇生実験計画」のせいで桃源郷が暴走した妖怪達の手で混沌化・・・

「実験」を阻止する為に、所持する経典を守りつつ襲いかかる妖怪達を倒し、長い旅を経て三蔵一行は遥か西域に辿り着きます。

 

<最終章>

最終章「最遊記BLAST」始まりです。

この作品は峰倉かずや先生が描く幻想バトルアドベンチャー漫画です。

西域を守護する女三蔵・恒天経文の所持者・紗烙(しゃらく)の集落に経文を奪いに妖怪達を引き連れた紅孩児(こうがいじ)達がしゅうげきをかけます。

 

紅孩児(こうがいじ)VS三蔵(半身やけど)紗烙(しゃらく)VS独角?(どくがくじ)との壮絶なバトルと発展します。

 

悟空の前に哪吒(なたく)太子が登場!

 沙悟浄は負の影響にさいなまれ、妖怪化しつつある状態!大波乱の幕開けに目が離せません。

最遊記のあらすじ+キャラ

「牛魔王蘇生実験」阻止する闘いを続ける三蔵一行

 

三蔵一行とは?

  • 玄奘三蔵:高位僧のくせに「飲む・打つ・撃つ・タバコ吸う」鬼畜系生臭坊主
  • 孫悟空:仙石から産まれた 金目の異端児
  • 沙悟浄:人間と妖怪の間に生まれた禁忌の紅い髪と目を持つエロ河童
  • 猪八戒:千人の妖怪を返り血を浴びて妖怪になった元人間(力をピアスで制御してます)

この4人それぞれに悲しい過去を持っています。勧善音菩薩はこの4人を西域へと向かわせるのです。

 

玄奘三蔵とは?

最高僧「三蔵法師」の称号を持つ者が守り人とされる5つの経典「天地開元経文

玄奘(幼名 江流)の師、光明(こうみょう)三蔵は「聖天経文」「魔天経文」2つの守り手でした。

ある晩妖怪に襲われ光明(こうみょう)三蔵は惨殺され「聖天経文」をうばわれます。

 

「魔天経文」は江流ごと身をていして光明(こうみょう)三蔵が守り無事でした。

死直前に江流に法名が授けられ「玄奘三蔵」となり、師の仇を打ち経文を取り返す旅にでます。

 

 

宿敵!! 紅孩児(こうがいじ)達 妖怪との数回に渡る マジバトル!!

紅孩児は牛魔王の息子です。母は生きたまま義母(玉面公主・ぎょくめんこうしゅ)に石の柱にされてしまいます。

「牛魔王蘇生」の為にそれぞれの三蔵が守護する「天地開天経文」が必要でした。

そこで狙われたのが玄奘三蔵の所持する「魔天経文」です。

 

紅孩児(こうがいじ)は義母の言いなりになり三蔵一行(魔天経文)紗烙(しゃらく)(恒天経文)に襲いにかかります。

 

  • 紅孩児(こうがいじ)VS玄奘(げんじょう) 
  • 独角?(どくがくじ)VS紗烙(しゃらく)

の壮絶なバトルが始まります。

 

そこへ突然人間でもない、妖怪でもないすざましいオーラをまとった 闘神哪吒(なたく)太子が出現!!

紅孩児(こうがいじ)に襲いかかり、それを目にした独角?(どくがくじ)は紅孩児(こうがいじ)をかばい、ひんしの状態?!泣き叫ぶ紅孩児!

物語は佳境に入っていきます。

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5巻の「天地開天経文」その威力と現在のありかは?

  1. 有天経文」 数年前 砂漠にて襲われ守護者「三蔵」死亡。牛魔王サイトにある。
  2. 聖天経文」 光明(こうみょう)三蔵 惨殺。牛魔王サイトにある可能性大。
  3. 無天経文」 鳥哭(うこく)三蔵 牛魔王蘇生担当科学者。
  4. 魔天経文」 玄奘(げんじょう)三蔵 所持している。
  5. 恒天経文」 沙烙(しゃらく)三蔵  所持している。

この5つが揃えば世界を創成する程の神力を発すると言われている。

 

これが妖怪サイトに渡れば「牛魔王蘇生」どころか桃源郷おろかその外部にまで影響を及ぼす。

牛魔王側の手におちていない「経文」は2つのみ。

 

しれつ極まる最終章の奪い合いです。

紅孩児(こうがいじ)達が、紗烙(しゃらく)の所持する「恒天経文」を狙い集落を襲います。

 

玄奘(げんじょう)と紗烙(しゃらく)が同時に術を発動。経文同志が共鳴しました。

何が起こるかも想像がつかない為、同時発動を避けようと2人の三蔵は話合います。

 

再び、紅孩児(こうがいじ)が襲いにきます。破られた防御壁を紗烙(しゃらく)が修復するまでおよそ1時間!?術は使えず玄奘(げんじょう)は銃のみで紅孩児(こうがいじ)に立ち向かいます。

 

沙悟浄に異変が?!

「沙悟浄と一緒に行かせて下さい」八戒は沙悟浄と村の集落の人達の救出に向かいます。

沙悟浄の背中に妖怪である「あざ」が浮き出してきている!?

周囲も本人もきづかず八戒は、ひとり不安になります。

 

 

最遊記BLASTのネタバレ!悟空を取り巻く森羅万象物語

半身重度のやけどを負い、倒れる玄奘!

駆け寄る悟空の目にとまるは哪吒(なたく)でした。

それを予言するかの如く「陽は落ち 闇が世界を喰らう」謎の少女タルチェも登場します。

 

500年前 天界での”哪吒”と悟空の出会い

天上人が住む天界で、観世音菩薩が甥の金蝉(こんぜん)に預けたのが・・・

「斉天大聖(せいてんたいせい)」=悟空でした。

「殺人マシーン」と畏怖の目で見られていた哪吒(なたく)

「金目の異端児」と恐れられた「斉天大聖」=悟空の間に友情が、生まれます。

なたくは父の呪縛(斉天大聖を殺せ)から逃れようと自害をし、父親の死後地下研究所から人造体として発見されます。

 

しかし心を喪失した抜け殻、天界で観世音菩薩の保護に置かれていたはずが姿を消します。

突然、紗烙(しゃらく)の村に現れ、紅孩児(こうがいじ)と独角?(どくがくじ)に深手をおわせるのです。

玉面公主(ぎょくめんこうしゅ)の仕業か?もっと別の誰かか、観世音菩薩は500年前の記憶をたぐるのでした。

 

「最遊記BLAST」の感想

「最もふざけた連中の道中記」という意味合い=「最遊記」

作者「峰倉 かずや」・・実は1975年2月23日生まれの女性です。

各キャラクターのセリフが以上にかっこよくコミカルです。

女性でいてストレートに理屈抜きで伝わってくる凄さがあります。アクションシーンも最高です。

 

  • 「最高僧ってのは 最も高圧的な僧侶 の略か?あ?」
  • 「三蔵って要は役職だろ?」「でも今更 玄奘とか呼ぶのも恥ずいよな~~」
  • 「んじゃ玄さんってか?!」
  • 「玄さんはあんまりなので「玄たん」「玄ぴょん」はどうでしょう」

 

ポンポンと繰り出される4人のセリフの掛け合いがとてもおもしろいです。

 

  • 「逃げろ 逃げろ 気高き犯罪者。蹴倒し 踏みつけ 殺シテシマエ」

 

挿絵(さしえ)の中に先生が書かれる一説ですが、女性とは思えぬインスピレーションにおどろかされます。

そういう点もこの「最遊記」の魅力です。

 

 

TVアニメ「最遊記RELOAD BLAST」PV第2弾

 
 

2017/05/11 に公開

「月刊Comic ZERO-SUM」連載、峰倉かずやの人気コミック「最遊記RELOAD BLAST」TVアニメPV第2弾!
TVアニメは2017年7月よりAT-X、TOKYO MX、サンテレビ、テレビ愛知、BS11にて放送開始!
須らく看よ!!

<STAFF>
原作:峰倉かずや「月刊Comic ZERO-SUM」連載(一迅社刊)
監督:中野英明 
シリーズ構成:古怒田健志 
キャラクターデザイン:佐藤陽子 
アニメーション制作:プラチナビジョン

オープニングアーティスト:GRANRODEO 
エンディングアーティスト:ラックライフ

<CAST>
玄奘三蔵/金蟬童子:関 俊彦
孫悟空/悟空:保志総一朗
沙悟浄/捲簾大将:平田広明
猪八戒/天蓬元帥:石田 彰

紅孩児:草尾 毅

観世音菩薩:五十嵐 麗

タルチエ:斎藤千和
賽太歳:諏訪部順一

(引用:YouTube)

 

 

最遊記RELOAD BLASTを無料で立ち読みする

※(飛んだ先で最遊記RELOAD BLASTと検索!)

 

公式サイト:http://saiyuki-rb.jp/

 

アニメ公式ツイッター:最新ツイート

 

 <峰倉先生のこと>まとめ

「BLAST」1巻あたりで先生は、顔面に症状がでる奇病にかかり今も後遺症が残るなか「最遊記 異聞」TV放送やこの続編(3巻平成27年7月31日発売)と意欲的です。

 

先生のブログに顔面の骨まで削った奇病の事書かれております。

それでも尚「最遊記」に取り組んでくれた先生に感謝です。(下記 先生のブログ)
http://nitroblog.exblog.jp/15247000/#15247000_1 「World is 峰~mine~」

 

哪吒(なたく)と悟空の関係を深くしりたい方は「最遊記 外伝」1~4巻お読み下さい。

外伝は「最遊記」から500年遡った天界でのお話です。

金蝉(こんぜん)・倦簾(けんれん)・天蓬(てんほう)・悟空と登場しますが

峰倉先生は

「三蔵一行とは全く別人だと思って下さい。西遊記事態は天界での記憶を持ち合わせて
転生しますが、峰倉の最遊記の連中に、そんなもの残っていません。
金蝉(こんぜん)・倦簾(けんぜん)・天蓬(てんほう)
彼らに待っているのは「死」であり、悟空を襲うのは「別離」である事。
その結末が無意味ではないのだという証明として、本編「最遊記」があり、今現在の悟空が在る、裏付けとして外伝を描いていた」

と、おっしゃっていますが、重ね合わせても2倍深く「最遊記」を楽しめます。

また線に線を重ね合わせた描写「峰倉かずや画集 Backgammon」ラフ画等も物凄い迫力です。

 

これから最終章に向かう「BLAST」ますます楽しみです。皆さんもぜひ読んでいただきTV放送も楽しんでみて下さい。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

(記事担当:kerorin)

 

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