家電量販店で値引き交渉のコツを元店員の方に記事にして頂きました!
ではいってみましょう!
目次
家電量販店 値引き交渉のコツを元店員がこっそり教えますヨ!!
(記事:元家電量販店店員のnaikai)
店頭価格のまま、お店の言い値で買うのは非常にもったいないはなしです。
家電量販店は大量仕入れで、すでに安いイメージがありますが実は値引き幅も必ず考慮して値段を付けています。
つまり値引き交渉前提で販売しているので、そのまま値切りもしないで何も交渉せずに買うのは実はもったいないです。
家電量販店のCMや広告の「お得なキャンペーン」の宣伝文句に惹かれて、お店に出かける方も実際多いのではないでしょうか。
そしてスマホで商品の口コミやネット価格をチェックしながら、品物を実際に手に取る若い方も少なくないはず。
そんなとき、
「この商品、前から気になっていて、すぐにでも欲しいんだけど、ネットのほうが安い・・・」
でも・・・
「○○電気さんの延長保証やサポートを受けたい・・・」
なんて経験はありませんか?
あきらめないでください。
家電量販店での値切りのコツはたった一つ!
アピールと下準備
家電量販店で値引き交渉を成功させる最終的なコツは、お店の人に・・・
「安くしてくれたら、今日 今すぐ買って帰ります!」
をアピールをすることです。たったこれだけです。
ですが、このアピールが最大限活きるように下準備も必用です。
それがコチラ▼
- 店舗を持つライバル店もしくは自社のウェブ価格を持ち出す
- 具体的な交渉(希望)価格を、自分から提示する
- 多少希望価格より高い値段をお店の人に提示されても、数百円でもねばる
- ポイントが付かなくてもよい人は、そのことも伝える
- 〈伝家の宝刀〉表示価格そのまま、ポイント率UPを交渉してみる
その理由は?
お店側の思惑は、実はこれに尽きるからです!!
▼ ▼ ▼
多少の値引き<商品を買ってもらう
価格.comをフル活用する
価格.com(カカクコム)は、最新の価格を簡単に比較できる誰でも知っている有名サイトです。
安いのは確かですが、そのままサイト内の安さだけで判断してしまい延長保証もポイントもない店で購入する方も多いはず。
以前の私がそうでした・・・(^_^;
新品だから壊れにくいという幻想を抱きやすいのも、その理由の一つではないかと思います。
しかし、壊れる時はホントよく壊れますよ(笑)
サイト通販では延長保証はしっかり確認しましょう。
<ライバル店の価格を必ず提示する>
カカクコムの価格一覧をみて、店舗を持つライバル店もしくは自社のウェブ価格を持ち出します。
「お値段ご相談します。お気軽にお申しつけください。」
このような店内のPOPをみたことはありませんか?逆の立場に立ってみてください。
あなたが商品を売る立場だったら、こんなことアピールしますか?
しませんよね^^
では、なぜでしょう?考えられる理由はまず、
- こういった家電販売でのたくさんの通販会社の参入
- 徒歩圏内でお客が行ける他店舗との競争がある(大都市圏の場合)
つまり、推測になりますが条件1+2によって、どこの家電量販店も厳しい状況にさらされているのです。
ようするに一万円を切る高くないと思われる商品でも、多少の値引きに応じてもらえる場合があるのです!!
これが基本 希望の価格を言う前に、価格.comを必ず参照しよう
値引き交渉する人の中には、他店舗の表示価格およびチラシ価格を提示するっていう人もいます。
でも待って!!
オープン価格の秘密
家電量販店の商品はオープン価格といって、定価が存在せず、日夜販売価格が上がったり下がったりするものなのです。
なので、
比較する価格は、タイムリーなウェブのカカクコムを参照しましょう。
カカクコムでの注意点
頭から安い価格順に並んでいると思いますが、ここでなるべく店舗をもつお店の通販価格を参考にしてください。
交渉するお店がやっている通販の価格でもOKです。
あとは、「安くしてくれたら今日買う」アピールをしましょう。
そうすればお店の人も、本気で応じてくれるでしょう。
価格.com価格はポイント率など細かい条件もチェック
ポイント率も非常に重要な条件です。
比較したい競合店の価格が、ポイント何パーセントつくのかも同時にチェックし、お店の人に伝えましょう。
ポイント率をUPでの交渉
「安くできないのであれば、この商品のポイント率上げてくれますか?」
これもお店の人に提示してみましょう。
上記で「ポイントいらない旨を伝える」というのも書きましたが、ほとんどのお店はポイントを付与して、お客様の次のお買い物につなげたいのです。
1ポイント=1円の量販店の場合、実質価格-ポイント分がウェブ価格より安いかもしれません。
何千円のものでなくても、最近の量販店はティッシュやちょっとした薬局にあるような必需品も置いているので、ポイント分でお買い物するのもありでしょう。
まとめ
高価なカメラや、大型家電のまとめ買いのケースでは、値引き交渉は可能だというのは一般的に言われてきました。
そういった特殊な場合でなくても適用できる「価格.comを有効活用した値引き交渉方法」を本記事ではお伝えしてきました。
ノープランで、「とにかく安くして」「何週間か前に他店が安かった」と抽象的なことを伝えても、値段交渉の成功率は下がってしまいます。
裏付け(証拠)
かならずウェブ上の価格(店舗をもつお店)などを裏付けとして提示してから、
「ここまで安くしてくれたら今買います!」
というスタンスだとスムーズに交渉が進みます。
ここまで読んでいただけた方の中にも、「値引きしてもらっても、ネット価格のほうが断然安い。」という声もあるでしょう。
店舗で買うメリットは何か。
最後にお教えしましょう。
一つには、これは高額商品に限ってのことですが、メーカー保証に+αで保証がつく、つまり延長保証ですね。
他にも通販とは差別化を図るために、家電量販店ならではのサービスもあるはずです。
あなたのご近所にある量販店での独自サービスを確認してみてはいかがでしょう。
通販では出来ないサービスがあるかもしれません。
もう一つはこれは美容家電などについて言えるのですが、店頭はその会社の名前を背負っているので、必ず本物が置かれているということ。
これは裏を返せば、ネット市場はまだまだ偽物(ばったもん)が廉価(とんでもなく安い価格!)で出回っている可能性があるということです。
当然保証や性能、信頼性も怪しいものです。
ちゃんとした信頼できるところから安く買う!
これに尽きると思います。
それでは、あなたの賢い買い物が成功しますように!
(記事:元家電量販店店員のnaikai)
コチラの記事も参考にどうぞ▼