「グリフィス救出」の為、ウィンダムの塔の地下に潜入するガッツ達。
そこで目にした変わり果てたグリフィスの姿!!
(衝撃的でした・・・)
「バーキラカ暗殺達」「黒犬騎士団」追っ手がかかる!
再び「黒犬団」リーダー。ワイアルド(ゾッドや骸骨の騎士)と同じ匂いがする!!
追っ手を振り払う事ができるのか?!そしてその後は?1年も拷問にあっていたグリフィスの姿は二度と剣さえ握れる様な状態ではない!!
離脱する者も出てくる。
「鷹の団」は終わりか?!もう「蝕の日」は目の前・・さてガッツとキャスカの決断は?
そして「ベヘリット」がグリフィスの手に戻った時
「逃れられない死が訪れる!!」
この世のものではない「異次元の扉」が開かれる!!
目次
「ベルセルク」漫画の感想&あらすじを振り返る(10~12巻)
グリフィス救出作戦!!
決行の時・・バーキラカ暗殺集団襲いかかる!!
ウィンダムの地下で1年以上、拷問にあっているグリフィス。生死も定かではない。
キャスカ・ピピン・ジュドー・ガッツの4人で救出に向かう。
そこに「内通者」がいるという=シャルロット王妃だった。
王妃は一緒に連れていけと、強引についていく。
グリフィスが囚われている地下牢に辿りつくが、あまりにも変わり果てたグリフィスの姿に、一同は言葉がでない「手足の腱も斬られ、舌は切られ、全身は皮が剥がされている」
剣を握る事は二度とないどころか二度と歩く事さえできない・・しかしグリフィスをピピンが背負い脱出する!!
バーキラカ暗殺団とは?
ミッドランド正規団に囲まれ、ガッツは真向から疾風の如く、切り刻んでいく。
血だらけになってなんとか逃れるが、ミッドランド王は怒りにかられ「バーキラカ」という暗殺集団を送り込む。
そこで毒にやられたシャルロット姫、ガッツ達の作戦は最期まで「姫に人質になってもらい、無事な所で解放する計画」だったが、姫の命に代えられず
姫をそこで解放する。
グリフィスを背負っての厳しい「バーキラカ」との戦いになるのでした!!
グリフィスの起点でなんとか脱出できたもの・・今度はそれを聞き王は「黒犬の騎士団」を送る!!
黒犬騎士団とは?
オズワルトという人間離れした男は、ミッドランド中怯える程の「異常な軍隊」だった。
そこから逃げ出したグリフィス一行。その後を追う「オズワルト」一行。
様々な罠をかけていたキャスカ達だったが、オズワルトにはまったく効かない?!
キャスカはこの「オズワルト」に捕まり「凌辱」されそうになるが、ガッツが傷だらけになり、オズワルトの一モツを斬りおとした。
怒ったオズワルトは本性を現した!!
「不死のゾッド・骸骨の騎士」と同じ感覚を覚えた。この世でない物・異形のもの!!
ガッツはなんとか「窮地」を乗り越えました。
不死のゾッド登場!
ガッツの斬りこみが甘かったか、オズワルトはグリフィスを鷲掴みにし「鷹の団」皆の前で、包帯を全てはぎ「早く呼び出せ!!5人のゴッドハンドを。俺は死にたくない」とグリフィスに言います。
「手足の筋も斬られ、舌もない・皮もはがされて何にもできないヤツだ!!」と公言します。
すると背後から「不死のゾッド」が現れオズワルトの胴体を半分に折り曲げます。
ガッツは叫びます「のがれられねぇ死ってなんだ」ゾッドは「そのうち解る。すぐにな」」と飛び去っていきました。
オズワルトの亡骸を見るとそこには裸の「老いた爺様」が死んでいたのです。
「蝕の日」訪れる!!ガッツとキャスカ絶対絶命!?
「鷹の団」みんな諦めてました。
「グリフィスが戻れば」と希望を繋げていたのに、そのグリフィスは骨と皮の生きた人形にすぎませんでした。
みんな傷だらけになりながら自分の身の振り方を考えだします。
このままグリフィスといても、ミッドランド正規兵から狙われ、命を落とす事は目に見えていたからです。
グリフィスもすでに諦めていました。
しかし「ガッツとキャスカ」の仲を妬む心がありました。
グリフィスは動けない筈なのに、馬車を御して湖の方へ突っ込んでいきます。
焦ったガッツ、キャスカ「鷹の団」の残党は馬車の後を追います。
そしてグリフィスを追ってきた皆は「異次元」へと足を踏み入れるのです。
そして4人のゴッドハンドが現れます。
グリフィスは口にしてはけない言葉を口にします・・・
・・・・・・
「捧げる」
と・・・
「鷹の団」みんなに刻みつけられた「刻印」
ガッツは首・キャスカは胸・ジュドーは手のひら・・それぞれ「焼きこて」のように「刻印」が刻まれていきます!!
ガッツはグリフィスの腕を肩に回し、引き離されグリフィスが飲み込まれたであろう場所を剣で何度も挿し続けるのでした。
そして「異形の者達」が仲間を喰らう!!すでに人外どもの饗宴でした。
「ベルセルク」まんが10巻~12巻の感想
とうとう「蝕の日」が来てしまいました。
グリフィスの夢が潰えた時に訪れる死。
こんなに恐ろしい事態が起こるなんて考えらえたでしょうか。
訳の解らない人外の者達に人間が食われる?!普通じゃ考えられません!!
この数百匹いる「異形の者達」を描写していく三浦先生も凄いです!!また「異次元の世界」の恐ろしさに恐怖を感じます「もし自分があそこにいたら、何ができるだろう」と。
ガッツの様に、あがらう事ができるでしょうか。嫌無理です。
ガッツとキャスカにはまだまだ、残酷な試練が待ち受けているのです。
生まれ変わったグリフィスの姿!!まるで「魔王降臨」です。それはまた次回です。
1~3巻・10巻~13巻が一番面白いです。
映画になった「黄金時代」は序盤ですね。
この惨劇の前の・・最新刊39巻より面白いこの10巻~13巻皆様ももう一度読み直してみませんか。
画風もまったく違い三浦先生ならではの、描写だからこそこの「おぞましい異次元」が実現したのだと思います。
この次もどうぞお楽しみに。。