いよいよ寒い冬の到来です、冷え切った身体と疲れを癒やすにはお風呂は最適です。
ただし、お湯の温度を間違ってしまうと、疲れを取るどころか返って体力を消耗するはめに・・・。
なっ!? それは本当かね?
はい・・・^^;
世界から見て日本人ほど熱めのお風呂が好きな人種は他にはいないようですが、はたして熱いお風呂は疲れを癒やすのでしょうか?

す、少なくともそう信じて熱い風呂に入ってきたのだが・・・
また、赤ちゃんや高齢者など年齢によってはそれぞれ最適な温度があるはずです。
冬のお湯の温度はどのくらいが理想なのか?寒いからと熱くすれば良いのか?
その他、赤ちゃんの沐浴動画、効果的な入浴方法、注意点、おすすめ入浴剤などについても記事にしました。
ぜひ、参考にして頂けたらと思います。
目次
冬でも理想の温度は変わらない!
寒いからといって「温度を上げなくてはならない」ということはなく理想の温度というのは冬でも変わりません。
熱いお湯にさえ浸かっていれば良いと言うものでも無く、熱い湯はのぼせたり、心臓に負担をかけたりとマイナス効果のほうが多くなります。
そこでまずは、2つのポイントを知っておきましょう。
ポイント
- 理想の温度を知る
- 身体の芯から温まる理想の浸かっている時間を知る
お風呂の温度の理想は・・・

40℃だと・・・!? 風邪引いてしまうわい・・・!
熱いお風呂が好きな人はそう思うでしょうが、大丈夫です! しっかり暖まりますから^^
40℃が理想の温度の境目だった!
つまり1日の仕事が終わり、自宅でお風呂に浸かりあとは寝て翌日は疲れを残さずに仕事へという場合は41℃以上のお風呂はかえって良くないということですね。

わ、私は・・・この50年間ただ疲労するために入っていたと言うのか・・・?
寝ても疲れが取れていない・・・なんて人は一度ご自分のお風呂の温度を湯温計で測って確認してみましょう。
給湯器の設定温度がかなりずれてる場合がけっこうあるので、湯温計はできればあったほうがいいです。
価格もそんなしませんから常備しておきましょう。
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疲れを取った気になっているだけで、実は毎日疲れを蓄積していた・・・なんてことになっていませんか・・・?
逆に朝風呂に入ってから仕事へという場合は、42℃以上の熱めのお湯に浸かると目も覚め、興奮状態になり活動的になれるわけです。
中にはこんな人もいます、45℃以上とかのあっつ~いお風呂に入り、汗をダラダラ流しベランダで上半身裸でキンキンに冷えたビールを数本あおる!(笑)
という人は副交感神経を極度に緊張させ高温による血圧上昇に、そこへアルコールで心拍数を上げ血流を加速させ脳は興奮状態へ・・・ 普通の人ならまず寝むれないです(^_^;
アクセル全開で寝るようなものなので、寝付きは悪いわ寝覚めも悪いわで、疲れも取れていない・・・
コレ以前の私なんですけどね(苦笑)

管理人さんもたいがいだな・・・
<一口コラム>
寒い地方の人の多くがわざわざ銭湯へ行くってご存じでしたか?理由は、単純に冬の自宅のお風呂や脱衣所が寒いからだそうです^^; (あと暖房費の節約などもあるらしいです)
つまり、お湯の温度がどうのこうのという以前の問題で、家のお風呂だと寒すぎて湯冷めしてしまうからですね。
銭湯は建物全体に暖房が効いているので、利用者が多いわけです。
そうなんです、実は湯がいくら適温でもお風呂から寒いところへ移動した時に湯冷めをして風邪を引いてしまったら元も子もないですからね。
ヒートショック防止
なので、脱衣所や部屋自体をあらかじめ温めておくことが重要なんです。
お風呂も入る前に、湯船の蓋を開けておき湯気で温度を上げておくか、数分間熱いシャワーを出して暖かい湯気で満たしておくと入りやすくなります。
つまり、温度差をできるだけなくすということですね。(+-5℃以内が理想)
あと寝間着やパジャマも用意しておきましょう、冬場は下着などでウロウロしてるとあっという間に湯冷めします。
ヒートショックでの死因は脳溢血や心筋梗塞などですが、年間の交通事故死より遙かに上回るそうです。
芯から暖まるのに必要な浸かる時間は10分が目安
実は人によって個人差があるので、時間ではなくご自身の身体からの信号を目安にしたほうがいいかもしれません。
つまり顔や頭に汗がうっすらと出てくる程度までが理想です。
暖まった血液が丁度全身にめぐった証拠なので目安にしたらいいでしょう。
※注(汗がダラダラとしたたり落ちるのは、浸かりすぎです)
でもタイマーなどがあると気持ち的に安心感はあります。
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カラスの行水とは違い、しっかり深部体温まで暖まった状態ですから芯からいつまでもポカポカしていられます。
※(ちなみに人の体温は1℃上がると免疫力は5倍になるそうです、しっかり暖まって風邪や病気から身を守りましょう。身体の冷えは万病の元ですからね)
毎日お風呂に浸かる人の方が、シャワーだけのような人より確実に健康面では上回っているというデータが出ています。
ところで冷水は身体にいいの?
サウナなどにはつきものの冷水ですが、副交感神経を刺激し興奮状態にします。
身体が深部体温を下げまいと、体温を上げる方向でもの凄く頑張るので冷水の後はむしろお湯よりもぽかぽかするほどです。
仕事に行く前などは熱いお風呂よりも、目が覚めシャキッとするとおもいます。
※(ただし心臓に持病を抱えた人やペースメーカーなどの人は危険ですからやめておきましょう。)
冷水のメリット(引用:http://minnakenko.jp/)
・免疫機能の刺激
・健康的で若々しくしっかりとした皮膚を手に入れれる
・体の抵抗力のメカニズムを作る
・体内を刺激する
・血流の循環を促進させる
・体に酸素を効率よく分配する
・湿疹、かゆみ、赤い腫れを和らげる
・日光を浴びすぎたときに良い
・目を覚まさせる
・血管を収縮させて静脈瘤を防ぐ・毛穴の毒素を除去してくれる
・髪にハリと輝きを与えてくれる
・脱毛とフケを防いでくれる
※注(やる場合は必ずぬるま湯から徐々に温度を下げていきましょう。)
風邪を引いたらお風呂には入ってはいけないはホントか?
これは子供の頃よく言われていました。
昔は今ほどの暖房環境が充実していなかったのと、ろくな断熱材がなく保温効果も弱い寒々しい家が多かったため健康な人でも湯冷めしたんです。
中にはコタツだけとか、なんだか冬はとても寒かった記憶が残っています^^;
なので風邪を引いたら、それこそ悪化は必至だったわけです。
(昭和の子供達はよく青っぱなを出していました(笑) (栄養不足などの影響もありますが))
今では、体力を奪うような42℃以上の高い温度でなければ入ってもかまいません。
ただし、「しっかり水分を摂り部屋全体を暖かく保ちすぐ寝る」という条件がつきます。
ポカポカしてるからといって間違ってもコンビニなんかに行ってはいけません^^;
一発で湯冷めしますよ。
お風呂の理想的な入り方
コップ1杯の水分補給を!
コップ1杯の水分を摂ってから入ると汗がスムーズに出やすくなります。
さらにお風呂での ヒートショック防止 、脳梗塞や心筋梗塞などの事故を減らすことが出来ます。
ダイエット効果がある飲み物とは?
あと、ダイエットをされているかたは緑茶を飲むことでダイエット効果が増します。
シャワーの場合
注射など訳あってお風呂に入れない時もあるでしょう。
そんなときはシャワーだけでもあびたいですよね、しかしいきなり頭部や胸元から浴びるのはおすすめできません。
出来るだけ心臓から遠いところの足先や手から徐々に心臓に向かって浴びるようにします。
その方が血行も良くなりやすく心臓にも負担をかけません。
入浴の時間帯はいつがいい?
- 夕食後1時間~1時間半後が理想
消化活動により身体は深部から暖まっていますので、長湯せずに効率よく暖まれます。
・就寝2時間前
体温がポカポカしすぎていると、寝付けません。
人の身体は入眠時には体温が下がるように出来ていますが、いつまでもポカポカしてるとブレーキをかけながらアクセルを踏んでるような状態になるので寝付きが悪くなります。
ふとんに入るのは、ポカポカがおさまる2時間後くらいが理想的です。
お湯の量はみぞおちまで
これはとくに高齢者の方や心臓などが弱い方です。
実は水深が1メートルで水圧は1トンかかります。
肩まで浸ると腹部が水圧で圧迫され息が苦しくなる場合があるので、無理に肩まで浸かる必要はありません。
肩に手でお湯をかけながらでも十分暖まります。
(おまけ)結局、入浴剤は何が一番いい?
各メーカーから、もうありとあらゆる種類が出ていて、毎日温泉気分に浸れ楽しいのはいいのですが・・・。
種類がありすぎると迷いますよね~。
でも実はメインの成分はわりと同じだったりします、一応差別化と言うことでお肌がつるつるになる成分・乾燥肌に潤いを与えるもの・・・肌荒れに良いもの・・・保温効果、などがあるわけです。
結局好みで選べばいいわけですが、・・・・私の好みは炭酸泉です!
サイダーのような泡が出るお風呂ですね、これめちゃくちゃいいです!
引用:炭酸泉の効能
・血管を広げ、血液量が約1.5倍になります。
・毛細血管の活動が活発になって、肩こりや腰痛がやわらぎます。
・血圧が下がります。
・体内の血液がアルカリ性になります。
・体内の酸素濃度が上がります。
・通常のお湯に比べ約3倍の保温力があります。
・体の表面が弱酸性になり美容効果があります。
・体の代謝が活発になり、筋肉痛や関節痛の原因となる乳酸の減少を早めます。
実は炭酸泉は「重曹」と「クエン酸」があれば自分で簡単に作れるんです。
「重曹」と「クエン酸」はどちらも食品に使われるような安全なものですし、ドラッグストアやスーパーで買えます。
コストパフォーマンスも最高ですし、簡単に自分で作れちゃうのはありがたいです。
「炭酸泉の作り方・分量」
- 重曹:大さじ2
- クエン酸:大さじ1
- 荒塩:大さじ2(お好みで。血行促進や老廃物の排出に役立つ)
足のかかとなど堅くなった古い角質層などが取れ、つるつるになります。
身体の芯から温まるので、いつもの温度より少し下げてその分長めに浸かれば湯冷めしにくくなります。
炭酸ガスには皮脂の汚れに吸着する性質があるので、頭皮の毛穴の奥の汚れまですっきり洗い流してくれます!
肩こりや腰痛にいい手作り入浴剤を作ってみたい方はこちらのサイトがおすすめです↓
<肩こり・首こり・腰痛に効く入浴剤の作り方とおすすめの市販入浴剤2選!>
<ホテルニューオータニでも使ってる高級入浴剤を安く手に入れる方法>
↑
リゾート気分でちょっとした贅沢感を感じたい方は是非どうぞ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
おそらくお風呂についてもっと深掘りをしていくと、相当な量の記事になるような奥深さを感じました。
例えばお風呂の歴史、材質、広さ、深さ、入浴剤、タオルに石鹸、ドラム缶風呂から最新のハイテクお風呂そして銭湯にサウナにまで広げると本一冊分くらいにはなりそうですね。
若い頃は実はお風呂嫌いで、面倒くさがり屋だったんですが、今バリバリの中年親父になりますと、お風呂がない生活なんて考えられないほど好きになりましたからね(笑)
まさか自分がお風呂の記事を書くなんて夢にも思ってなかったです。(人って変わるんですね~w)

わしも昔はもっと髪がふさふさだったのだが・・・変わったよ・・・
さて今私はこの記事を・・・お風呂上がりに書いています^^;
すでに2時間は経過していますが、身体はまだぽかぽかしています。
冬のお風呂のポイントは
- 41℃がリラックスできるか興奮するかの境目である
- お風呂も脱衣所もあらかじめ温めておく
- 水風呂または水シャワーは身体を強くする
- コップ1杯の水分補給をし、時間ではなくじわっと汗がにじむくらいまで浸かる
- 入浴剤は炭酸泉が効果抜群
このあたりを抑えておけば、充実したお風呂生活が送れると思います。
人生の3分の1は睡眠です、その睡眠の質を上げる要因の一つは入浴の質だったわけです。
枕や敷きパッドも換え、間接照明も設置しアロマもやり色々試したけど深い眠りが得られないという方は、一度お風呂にも目を向けてみてはいかがでしょう。
参考になれば幸いです^^

わしゃ46℃でもまだぬるいわ!!

じ、爺っちゃん・・・歳で神経がおかしくなってんじゃねーの?