40代~50代を過ぎた頃から、コショーをたっぷり入れたラーメンやカレーなんかを食べると、たちまち頭から大量の汗が出るようになって、まるで人間ナイアガラの滝状態に・・・!(私なんですが・・・)^^;
襟もびしょびしょ、枕もじっとりと湿って黄ばみも・・・
あなたも最近奥さんや娘さん達から「お父さんの枕が臭ーい!」なんて言われてませんか?
これって
- 自分は病気なの?
- 運動不足だから?
- 不摂生しているから?
- 食事が原因?
- それとも中高年の特長?
- 更年期障害?
などと色々と不安になってたのでスッキリさせようと色々と調べてみました。
自分一人なら汗や臭いも気にならないですが、周囲に人がいる場合知らない間に迷惑をかけていることがあるかも知れません。
では疑問や解決策を一緒に見ていきましょう。
目次
頭の汗が大量に!原因と対策を徹底調査!
解決策を見つけて行くには、まずなぜ大量の汗が出るのか?
先に原因をハッキリさせることが、最も自分に合った解決策を見つけることになるはずですので、しばらくお付き合い願えればと思います。
おもな原因
【局所多汗症】
手・足・わき・顔・頭といったように決まった箇所からだけ汗が出る場合を【局所多汗症】と言います。
局所的な多汗症は顔の人もいれば、手のひらという人もいます。個人差があり私の場合は後頭部です。
長年の生活習慣と年齢的な部分も関係していて、徐々に交感神経が乱れていき、ある日を境に乱れっぱなしに・・・。
つまり、ストレスや過労、おざなりな食生活、睡眠不足、運動不足、加齢などの長年の積み重ねが原因ではと言われています。
【全体的な多汗症】
こちらは、要注意です。
- 糖尿病
- 甲状腺の病気
- 更年期障害
糖尿病や甲状腺の疾患の可能性もあるので、一度医師の診察を受けた方がいいでしょう。
原因の具体例
では、原因の具体例を見ていきましょう。
「ミドル脂臭」
ジアセチルという原因成分成分による もので、40歳を中心に多く発生し、20 ~ 40歳の間で増加しており、口臭や足臭の約1.5倍臭いを感じるそうです。
加齢臭とは違うもので、かなり臭いです。
40代からは要注意。
「冷房環境の影響」
高温多湿の日本ではやむを得ないとおもいますが、エアコンの冷えた部屋から暑い外との行き来で自律神経の乱れを引き起こしやすくなります。
冷えすぎてる建物内では1枚羽織るなどのこまめな温度調節を自分でやったほうがいいでしょう。
「更年期」
加齢によるものなので、まずは受け入れるところから始めましょう。
※「女性の場合、卵巣機能の低下によってホルモンのバランスがくずれ冷え・のぼせ・めまい・動悸・頭痛・腰痛・肩凝り・不眠・食欲不振などの症状がある」
「運動不足」
汗には俗に言う「いい汗」と「悪い汗」があります。
スポーツ選手の汗はサラサラしていてほとんどしょっぱくないのは、普段から汗を沢山かいているからです。
運動不足の人は、汗と共に体内にたまっている老廃物も一緒に流れるのでしょっぱくなりべとつきます。
「ストレス」
ストレスは「0」にはできません、趣味や休息などを上手く使い軽減しましょう。
解決策は?
「解決策目次」
大まかに2つあります。
1):食事や運動による体質改善など(本質的改善)
2):制汗剤や石鹸など(とりあえず一時的改善)
3):メンタル面から交感神経を正常な状態へ(本質的改善)
4):薬やサプリメントによる改善
5):ツボを刺激する(とりあえず一時的改善)
6):注射(とりあえず一時的改善)
1<食事や運動>
<食事>
香辛料を控える、カフェインを控える。
まぁ、ようするに刺激物を極力摂らないようにしようということですが・・・
コーヒーは癌になるリスクを最も抑える飲み物なので適度に摂りたいです、全く飲まないのももったいない話ですので今までよりは少し抑えると言った感じにしましょう。
コーヒーが癌を最も抑える飲み物!?ジョブチューンで名医が証す
大豆製品に含まれるイソフラボンの成分には、汗を抑制する作用があります。
納豆や豆腐などの大豆製品を積極的に摂りましょう。
<運動>
無理に過度な運動をする必要はかえって身体に負担をかけるので軽い運動で十分。長続きするおすすめはエレベーターをフルに使うのではなく、階段も併用することです。
エスカレーターもできるだけやめて、階段を使うようにしましょう。
また、休日などは積極的に掃除機をかけましょう。これ結構汗をかきほどよい運動量になります。
部屋も綺麗になり一石二鳥です^^
「ホットヨガ」
運動が苦手な人にはこちらがいいでしょう。
「岩盤浴」
遠赤外線とマイナスイオン効果で汗がサラサラに。 そんなの近所にないよという方はサウナでたまに汗を流してもいいでしょう。
「プールでの運動」
身体に負担が掛かりにくいので、おすすめです。スポーツクラブには大抵プールがあります。
泳ぐのではなくプールの中をひたすら歩くだけでも、効果はあります。
2<制汗剤や石鹸>
本質的な改善にはならないかも知れませんが、運動や食事療法をしつつとりあえず今の汗を何とかしたいという方は併用してみてはいかがでしょう。
<石鹸>
(レビュー数が多い順)
1位)ミョウバン柿渋石鹸:レビュー(2,573件)
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2位)柿渋石鹸:レビュー(1,308件)
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3位)男の石鹸:レビュー(868件)
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<制汗剤>
1位)ドクター・デオドランド:レビュー(6,487件)
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2位)オドレミスト:レビュー(850件)
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<ミョウバン水>
子自宅で自分で作れます、作り方はコチラの記事で解説しています▼
3<メンタル面>
やはり、日々の積もり積もったストレスを今まで通りのやり方ではなく(例えば酒やギャンブルなど)違う方法でチャレンジしてみてはいかがでしょう。
おすすめは瞑想です。
<マインドフルネス瞑想法>
瞑想は単なるリラックスとは違い、桁外れの効果が見込めます。
とくに最近注目を集めているのが、マインドフルネス瞑想法です。
Google社員御用達瞑想法なので、一度やってみてはいかがでしょう。
詳しいやり方はこちらの記事で解説してあります。▼
4<薬やサプリメント>
服用薬(医薬品)
多汗症の治療で病院に診察に行った際に処方される薬としては抗コリン薬や抗不安薬があります。
多汗症治療薬として唯一認定されているプロバンサインという抗コリン薬があります。
薬ですので飲めば全身の汗がピタッと止まり、4~5時間くらいは持続します。
やはり薬なので、喉が渇くなどの副作用があります。
塗り薬(医薬品)
塩化アルミニウム配合の制汗剤としてはデトランスαという商品が有名です。
こちらはほとんど副作用などはありません。
<サプリメント・ドリンク>
1位)クロロフィル:レビュー(534件)
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<ドリンク>
1位)ローズ・ウォーター:レビュー(2,680件)
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5<ツボ療法>
応急措置的に乳首から指3本上辺りの胸や脇を指などで押すと汗は引きます。
舞妓さんの帯が当たる辺りですね。
具体的な記事はコチラから↓
「汗っかき、ワキガ、多汗症」とりあえず強制的に汗を止める方法とは?
6<ボトックス注射>
重度なワキガなどはボトックス注射などを医療機関で受けられますが、後頭部はさすがに無理でしょう。
まとめ
全体からの汗で無い限り、とくに重大な病気とかではないですからあまり深刻に考えない事です。
中高年になると体質的にどうしても運動不足などが原因で汗の量も増えます。
しかしながら、今回の解決策のうちの軽い運動やマインドフルネス瞑想などは、なにも汗だけに限った事ではなく心筋梗塞や脳溢血、など様々な方面にも効果がありますからやらない手はないでしょう。
つまり病気などの予防に注力しているうちに、自然と汗も改善されていくことと思います。
私事ですが、マインドフルネスをやり始めてから心が少し落ちつていて来たと同時に、汗も以前より少なくなったような気がします。
”お父さんの枕臭ーい”と言われない日が来る事を祈っています^^