企業への不信感と将来への不安・・・
今いる会社で働き続けていいんだろうか?
誰しもが一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
家には寝に帰るだけ・・・セクハラ・パワハラ上司にうんざり、休みが全然ないからお金は貯まるのに遊びに行けない友達からのお誘いはいつも仕事でキャンセル、気付けば声をかけてくれる人は・・・
こんなに働いているのに安月給、電話の呼び出し音が恐怖、多忙すぎて恋人とすれ違い・・・
ずっとこのまま仕事人間として歳を重ねていくだけなんだろうか・・・
転職したいけど、こんな自分を雇ってくれるところなんてあるんだろうか・・・
そんな不安が見え隠れして、身動きがとれないあなた!
安心してください、他業種、全くの未経験でも、転職はできます!
しかも思っている以上に簡単に!
それでは早速ブラック企業からの脱出、そして転職までの経緯を見ていきましょう。
ブラック企業あるある!経験者が語るブラック企業から転職した結果
目次
やめた理由
まず、私が仕事を辞めたい思った大きな理由ですが、圧倒的にプライベートの時間がなかったこと!
仕事を辞めたい、けれど・・・
店舗を経営する立場にいたのですが、勤務は月間300時間オーバー、人員欠損時の休日出勤、毎日始発終電生活は当たり前。自分の残業はタイムカードを切れませんし、ボーナス・退職金もありません。
新規店舗起ち上げに携わった時は、自宅から通勤が出来ない為実費で引越し。
通勤時間は2時間を超え、もはや家に帰るのが馬鹿ばかしくなる程です。
終電を逃した時は漫画喫茶やカプセルホテルで寝泊まりし、そのまま出勤もザラ。
もちろん経費は落ちません。
唯一与えられたプライベートの時間は、終電で帰宅した深夜1時過ぎから寝るまでのたった1時間。
休日は職場からの電話が鳴らない日の方が少なかったので、落ち着いて趣味を楽しむことすら許されませんでした。
目の回るような忙しさに心も体も疲弊し、無意識に涙が出る。
駅のホームでこのまま電車が自分を轢いてくれたら明日は働かなくて済むのに、なんて考える日も。
しかし当時の私は3年も続けていないのに、仕事を辞めたいと思うこと自体が悪のように感じました。
人生を変えたひと言
そんな消耗するだけの日々に、転機が訪れました。
私は趣味で創作活動をしており、月に数回ではありましたがその作品をWEB上にて発信していました。
するとそれを見てくれた方から、あなたの作品のファンだ、是非一緒に活動をしないか、と声がかかったのです。
その方はいわゆる業界の人で、まさか自分の好きでやっていることが評価されるとは思いもしませんでした。
自分の置かれている現状、一緒に活動したいのは山々だか時間がなくて出来ないことが多いという、会社の仲間内には相談できなかったようなことも全て話しました。
するとその方は言いました。
「あなたが好きでやっていることならいい、でも話を聞く限りとてもそうは思えない。
どうせなら好きなことをして、毎日笑って生きていった方がいい。」
目から鱗でした。
普通に考えれば当たり前の、そんなことすら考えられないほど盲目になっていたのです。
今思えば転職以外にも色んな道を選択するチャンスはいくらでもありました。
- 業務や担当を変えてもらう
- お休みの日は割り切って遊ぶ
- 同僚に相談する
などなど。
しかし知らず知らずのうちに、こんなこと許されるはずがない!
と自分で勝手に×をつけて、道をふさいでしまっていたんですね。
私は転職を決意しました。転職先に求めたのはただ一つ。
プライベートの時間を確保できる会社です。
転職活動、派遣社員から正社員へ
退職後、数か月間は人生の夏休み期間として今までできなかったことを満喫しました。
友達と一緒にご飯を食べに行ったり、一人旅に出かけたり、新しい土地にお引越しをしたり・・・
やりたいこと、楽しいと感じること、そういった感情を少しずつ取り戻していきました。
そして、いざ転職活動!
自分の時間が作りやすい、派遣社員で半月程仕事を探しました。
結果、未経験でも就業可能な事務員として勤務開始。
契約終了までお勤めし、2社目の会社で正社員のお話をありがたいことに頂戴したので、そのまま正社員に!
現在もそちらの会社でお勤めしています。
平日9時~17時の勤務で、ここ数か月残業はゼロ!あったとしてもきちんと残業代は支払われます。
有給も月2日以上取得でき、ボーナスも年2回、社員旅行などの行事もあり、飲み会費用は会社負担と、今までの労働環境が嘘のような職場で働いています。
お陰様で創作活動も軌道に乗り、そちらの方での人脈も広がりました。
もう一人で友達のグループLINEの楽しそうな写真を眺めるだけの日も、休日の職場からの電話に怯える日もありません。
毎日笑って生きています。
まとめ
いかがでしたか?
ブラック企業からの転職を踏みとどまっている方は、将来への不安や周囲への焦りで自分の本心を置き去りにしているのかもしれません。
しかし、一度立ち止まって考えてみてください。
- あなたが好きなこと、できていますか?
- 毎日笑えていますか?
この記事があなたのお役にたてれば幸いです。
(記事:sawa36)