インコと聞くと、「お喋りが上手な鳥」と思い浮かぶ方が多いと思います。

ですが、実際にインコを飼われた方の中には、言葉を教えてみたけど覚えなかった。

と言う方や、自然に覚えてました。という方もいるでしょう。

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そこで、ペットのインコに言葉を教える“コツ”を経験を元にご紹介したいと思います。

 

目次

インコがおしゃべりになる教え方とは?飼い方のコツ9個

インコに言葉を教えるにはコツが必用です、そのためにはまずインコの事も少し知っておくことをおすすめします。

 

い方のコツ

1.インコの種類

インコは、オウム目インコ科に分類される鳥の総称で、何百種類にも及び日本に輸入されていない種類もいます。

 

ペットショップでは、見た目や飼育のしやすさ、小さい子供でも安心して触れることができる「セキセイインコ」が人気です。

お喋りも得意です。

 

大人や鳥の飼育に慣れている場合は、中型の

  • オカメインコ
  • ヒインコ
  • シロハラインコ

インコ1

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どの子も可愛いですね^^

 

 

最近では、大型の

  • ヨウム
  • モモイロインコ
  • コンゴウインコ

インコ2

に興味を持たれることでしょう。

 

注意していただきたいのは、“鳴き声の大きさや噛む力の強さは体の大きさと比例しているということです。

また、

 

“知能が高いほど精神面がデリケートなので、寂しくさせると病気の原因にもなることです。

 

ペットとしてお迎えする場合、ご自身やご家族の生活環境を考えた上で店員さんにご相談されながら決めることをお勧めします。

 

2.お迎えの時期

ペットショップからインコをお迎えする場合、保温ケースに入った“ヒナ”がよいでしょう。

まだ警戒心のないヒナは、人間を親や仲間と認識して飼い主のことが大好きになり、一生懸命言葉を学ぼうとしてくれます。

 

“できるだけストレスを与えずに育てること”

が必要です。

 

もし、成鳥していた場合や、別の飼い主さんに慣れてしまっている場合は、少し時間をかけて“信頼関係”を築いてください。

 

焦らずにじっくり時間をかけましょう。

あなたの愛情は必ずつたわります。

 

3.性別・オスとメスどっちがよくしゃべる?

オスがよくお喋りをしますが、メスが全く喋らないわけではありません。

 

性格的な要素も大きくて、声を出すことが好きなメスなら喋れます。

ただ、鳥のヒナは性別を見分けることが難しく、100%を求めるならDNA鑑定(有料)を行わないといけません。

 

セキセイインコの場合は、生後3週間もしたら鼻の色に特徴が現われます。

色素の薄いアルビノの子はわかりにくいですが、紫かかったピンクの強い子はオス、ピンクで穴の付近が白くなっているのがメスの特徴です。

 

『セキセイインコの寿命と価格』

寿命:平均7年~10年 ※最長で13年生存した種も存在します。

価格:平均2,500円前後、ヒナは2,000円前後、梵天羽衣の場合は平均12,000円

 

 

4.飼い方

“1羽でのお迎え”がよいでしょう。

 

仲間といるインコより、早く言葉を覚えます。

本来なら、仲間と体を寄せ合い、エサを与えあって鳥の言葉で生きていくのですが、それらを人間に求めます。

 

ペアでお迎えした場合は、人間より仲間が優先なので、“人間との楽しい時間”を作ることがポイントです。

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5.覚える言葉の種類

インコが喋れる理由は、舌の筋肉が発達しているからです。

 

ただし、人間同様に発音ができるわけではありません(サ・シ・ス・セ・ソはジャ・ジ・ジュ・ジェ・ジョの様な感じ)。

最初に覚えさせる言葉は、「おはよ」「モシモシ」など、“リズム感のある短い言葉”を選んでください。

電話やインターホンの音を覚える子もいます。

 

6.教え方

周囲にいろんな音があると、意識が散ります。

また、眠い時間帯や特に毛繕い中はいくら話しかけても無視されますから、無理強いはしないようにしてください。

  • 意識をこちらに向く時間を作る
  • 短時間でよいので同じ単語を繰り返してあげる
  • じっとこちらを見ていたら「なに?もう少し聞きたい」というサイン
  • すぐ視線を逸らしたり、飛び立ってしまった場合は時間を変える

インコ教育

 

 

7.お喋りの開始の時期

個体差があります。

早い子なら、数時間~1週間で教えた言葉を発し、人知れず自主トレもしちゃいます!

「まだ~?喋らないの~?」と思うかもしれませんが、楽しみに待っててください!

鼻歌や独り言で鳥言葉も混ぜながら喋ります。

 

“静かに見守って”ください。

 

以前、お喋りできないと思っていたインコが、実はすごく低い声で「おいで」と喋っていたという話を聞いたことがあります。

これは、男性の声を真似たからですね。

 

少しお喋りが乗ってきたら、“褒めて”たり、楽しそうに繰り返してあげたりするとよいでしょう。

“大好きな飼い主の喜ぶ声と顔は、しっかり認識しています”ので。

 

 

先ほども書きました「おはよ」という簡単な発音から教えてあげてください。

 

8、インコの性格(噛む子)

インコ類は慣れても飼い主をかむ習性があります、それでもインコはまだ噛まないほうです。

 

大抵は噛んだとしても甘噛みなのでさほどでもないですが、本気で噛んだら血が出るほどです。

まだ慣れていないうちは噛んでも、大人になれば握り締めたりしない限り噛まなくなると思います。

(鳥はどんなになれても握ってはダメです。指や肩に乗せるのが限界です)

 

メスは発情期になると巣場所を探して穴を見つけては中に入ります。

邪魔をされると腹を立てますし噛んできます。

 

表情が凄く豊かなので、しっかり気持ちを理解してあげてください。

 

 

9、注意点

カゴの中のインコ

どんな動物でも、人間でも同じですがストレスは大敵です。

 

緊張する環境下での飼育はやめましょう、というのも猫などの捕食動物を飼っていながら鳥も飼いたいという人がたまにいますがやめましょう。

 

人も同じで、ライオンと同じ部屋で生活させられるようなものです。

しゃべるどころか警戒心の強い子に育ちますし、最悪ストレスから病気や死に直結する可能性もあります。

 

動画

 

まとめ

インコは、仲間と認識した相手の言葉を真似をすることに特徴があり、人間はそれを利用してお喋りをさせています。

他の鳥にもある“コミュニケーションの手段”です。

 

知能が高い子は状況に合わせて、電話が鳴ると「もしもし」、食べものを貰うと「おいしい」と喋ります。

コミュニケーションがとれると、”絆”が強まります。

 

人間のパートナーとしては十分な存在といえるでしょう。

排せつのしつけこそ難しいですが、家族の一員として是非迎えてあげてほしい存在です。

 

インコへの接し方は、“子育てや人間同士の関係と同じ”で、特別なことをする必要はなく、“行動を見守って、常に愛してあげる”ことです。

 

 

 

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