私にとってフルーツとは食後に食べるもので、単なるデザート感覚だったんですが・・・。
先日「林修の初耳学」で、自らが実験台となり、フルーツだけをなんと7年間食べ続けて来た人が出ていました。
その内容を見ていたら今までのフルーツに対する常識が180度ひっくりかえりました!!
フルーツの新常識を、分かりやすく備忘録としてまとめましたので健康のためにも、ぜひ参考にして頂けたらと思います。
目次
食後のフルーツは体に悪いと判明!
「食後のフルーツが身体に悪い理由 」
食後にフルーツを食べると、胸やけや口臭の原因になる可能性が高いそうです。
フルーツはとても消化吸収が早く、約30分で腸まで届くそうで・・・
食後に食べると胃の中には他の食べ物が残っていて、数時間消化を待たされることになると・・・。
その結果・・・
待たされたフルーツは発酵しやすく胃にガスが溜まり、胸やけや口臭の原因になるということです。
そう語るのはフルーツ研究家の中野瑞樹さんで、7年以上フルーツだけを食べて生きているそうです。
米、肉、魚などは一切食べない!また、水もお茶も一切摂っていない!という徹底ぶり!
水分補給もフルーツからのみという・・・世界でもこんなことしてる人って恐らくいないでしょう・・・(汗
で、ここで気になるのが健康面ですよね。そんな極端な事して大丈夫なのか・・・と。
フルーツを摂り過ぎるとどうなるのか?というデータが実は無いそうです。(そもそもそんなこと誰もしたくないでしょうし)汗
なので中野さんが、自分の身体で実験台になったというわけです。
その結果は健康そのもの。
フルーツの驚くべき効果
7年間フルーツだけを食べている中野さんは、少し痩せている以外はいたって健康で、むしろ腎機能が上がり、骨密度もかなり上がったそうです。
内臓機能全般が改善されたということで、数値を見ても効果はありそうですね。
※中野さんの腎機能の数値結果
e-GFR=130.4 (90以上で正常)
※プロフィール
中野さんは京都大学農学部卒業後、東京大学工学部教員を経て、現在フルーツ研究家として活躍。講演などに引っ張りだこだそうです。
ではどういった食べ方がいいのか?
胃が空っぽになっている状態の時に、フルーツを食べるのが理想という事です。
食べたフルーツは30分ほどで腸に行ってしまうので、その後に普通に食事をしたほうが効率的という事ですね。
このことから朝食はフルーツのみというのは理にかなった食べ方とのこと。
ダイエット効果も!?
中野さんは、フルーツ離れの原因の1つは、フルーツを食べ過ぎると太るという俗説のせいだと指摘します。
しかし、その俗説にも科学的根拠がほとんどないため、中野さんは体を張った研究を開始してるわけです。
その結果は7年間で13.1kgのダイエットに成功したという。フルーツが太るという俗説とは逆の結果が!
しかも身体がいい臭いに!
さらに中野さんは、りんごをたくさん食べると体臭がアップルパイのような匂いになると話してました。
つまり、身体がフルーツの香りになり尿もフルーツの香りにということです。
実は私は学生時代は、美術部に入っていましてフルーツを買ってきてはデッサンなどをするんですが、部室全体がいつもフルーツの香りで満たされていて、とてもいい気分でデッサンをしていた記憶が蘇りました^^
加齢臭が気になり始めた方は食前にフルーツを沢山摂ってみてはいかがでしょう。
(はい、摂ります!)^^;
さて、どうせフルーツを食べるなら美味しいものを選びたいですよね。
そこで例えば冬の定番、みかんの選び方を中野さんが教えてくれました。
常識はずれの美味しいみかんの見分け方
実はこれも今までの常識がひっくり返りました!
というのも普通はスーパーなどに行った時、傷のない見た目の綺麗なものを選んでいました。
皆さんもそうではないですか?
ところが・・・!
みかんは皮に傷が付いているものが買い!
みかんには外なりと内なりがあり、枝の外側になったみかんは風などで傷付きやすいですが、直射日光が当たって糖度が上がる傾向があるということです。
スーパーなどでは傷がついているものは、ほとんど目視によるチェックでハズされてしまいます。
もし見つけたら「買い」ということです^^
他にこの時期のおすすめフルーツは?
この時期おすすめのフルーツは、ベビーキウイ。
近年長野県などで栽培され、栄養価が高く皮ごと食べられるのが特徴のキウイです。
不精者にはいいですね^^;
フルーツだけで生活したい!なんて女子が出てきそうですね。
でもちょっとまってください・・・!
安易にマネしてはいけない理由
中野さんの7年間の人体実験の結果から 、フルーツの食べ過ぎによる肥満というのは どうやら根拠はないと言う事が分かりました。
中野さんの体型は、むしろ痩せすぎくらいに思えるほどスラッとした体型です。
しかも健康にも良いという結果です。
だからといって誰にでも同じ結果、同じ効果が期待出来るという保証はどこにもありません。
まだまだサンプル数と検証が少なすぎますからね。
でも、日本人のフルーツ摂取量は世界的に見ても最下位レベルだそうです。
もっとフルーツを上手に摂った方が良いのは間違いないでしょう。
学者だから出来る
「実験のゴールはいつなんですか?」というつるのさんの質問に、中野さんは「エンドレスです」と回答しました。
死んだときに臓器を調べてもらいたいという考えを明かしてました・・・・。
まさに学者魂を感じますが、私なら恐らく3日は持たないと思います。
恐らく反動で、ハンバーグ、カレー、ラーメン、すき焼き、たこ焼きにスパゲッティ、チョコレート、アイスクリーム、そしてお正月にはおせちとダムが決壊したように、胃に思いつく限りの食べ物を流し込むことになるのは必至。(笑)
つまり学者でもないかぎり、無理がたたりストレスがたまるはずです。
安易に中途半端な意思で挑戦しないほうがいいでしょう。
ではどうしたらいいのか?
やはり何事もわれわれのような普通の人間は極端な事をしてもろくな事になりません。
そこで、中野さんも執筆に協力したこちらの本を参考にしてみてはいかがでしょう。
フルーツ酵素ダイエットのすすめ
内容は「いま注目される体脂肪燃焼プログラム」まり子先生に学ぶ! フルーツ酵素の力でカラダクリーニング。
というもので・・・。
10日間フルーツプチ断食
フルーツ断食で痩せるワケ
フルーツ断食10日間のスケジュール
復食期にオススメの食材メニュー
断食終了時の1週間メニュー
フルーツ断食
フルーツ断食体験記
(Amazonより引用)
となっていて、無理なく安全に進められる内容のようです。
Amazonでの評判は?
と、なかなかのものですね。
まとめ
今回はフルーツについての常識がいろいろとひっくり返りましたが、おかげでフルーツをもっと食べてみたいと思うようになりました。(加齢臭も気になり始めたので^^;)
これからの時期はコタツでみかんというのが定番ですから、冬の間は結構食べると思います。
でも思い起こすと寒い時期が終わりみかんの旬が過ぎると、とたんに何も食べなくなるな~と思いました。
つまり、旬のフルーツって冬はみかん、夏はブドウやスイカとか代表的なものは良く知ってますが、微妙な時期のものって思い浮かばないですよね・・・。
そんな時はスーパーへ行ってみたらいいんです。
スーパーへ行くと必ず旬なフルーツって置いてありますから、簡単にその季節ごとの旬なフルーツが置いてあるはずですから。
そして
- 食事前30分に食べる
- 朝食をフルーツに置き換える
たったこれだけでも内蔵機能上昇、ダイエットなどのメリットはありそうです、ぜひ試して見てはいかがでしょう。
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