少子高齢化と言われる昨今。

2017年安倍政権の元「憲法改正」で改善されにくい問題「少子化・介護問題」です。

 

介護も看護も「資格は持っているが働かない人々」が多い事も事実です。

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いずれにせよ「やりづらい・つらい」現状が背景にある事は確かです。

 

介護施設の実態と現状!勤務して解かった改善して欲しい問題点4つ

では、介護施設はなぜこうも「つらい」のでしょうか。ポイントとしては以下の4点があげられます。

  1. 勤務体系の複雑さ
  2. 「忙しく教えている暇がない!?」新人育生教育の不十分さ
  3. 他の職場以上にある連帯意識の強さ
  4. ストレス過剰からくるパワハラ行為

この4点が改善される事により、利用者様・介護者も心地良い職場になる事でしょう。

では経験を元に詳しくご説明しましょう。

 

介護施設の実態と現状

1、勤務体系の複雑さ

休日は休みたいし、勤務時間は普通に95時でいきたい、できれば簡単な作業であって欲しいと、これは「働き方改革」の条例では当たり前の事ですよね。

では「介護施設」の勤務形態(シフト)はどうなっているのでしょう。

 

施設によって様々でしょうが、

  • 朝番・昼番・遅番の3シフト
  • 朝番・昼番・遅番・夜勤の4シフト
  • 朝番(2シフト)昼番(2シフト)遅番(2シフト)➡6シフト・・ここは稀です。

 

上記:早番で仕事内容が4パターンもある施設の図➡もちろん昼・遅番も4パターンある。

 

 この様に「業務内容」は複雑極まりないのです。

排泄・移動・入浴など多岐に渡り「利用者様」によって細やかな決め事もあります。

(教えて貰えない施設が多い)

 

「研修中に覚えられるから大丈夫」とか大抵のリーダー格の人は言います。

業界用語で次々説明され、それをメモしていく。

勿論同行させる事を好まない介護員さんが多く早口で説明されたり、メモしていると「メモしないでしっかり見て覚えて下さい」と怒られる事もあります。

研修期間三カ月、解るはずもない事でミスして責められるという不条理な事が多く「すいません・すいません」の繰り返しです。

 

3月経過してまだ覚えられないんですか!」とどのレベル(?!)で言われるのか理不尽な事多いです。

間違えるより、メモを見て正しい事を行う事に非難される言われがあるのでしょうか。 

 

2、「忙しく教えている暇がない?!」新人育生教育の不十分さ

介護職員が多数辞めては新人を採用する。全国平均では2007年度の施設での年間離職率が25%を超えている。 ~朝日新聞2008年・介護労働安定センター調べ~

あるディサービス初日「ここは職員が、忙しいので丁寧に教えている時間がありません。

見て覚えて下さい」と言われた事があります。

 

利用者数は日によって違います。

多ければ20数名だったと思います。「お風呂あがりだからお茶あげてください」と言われた事がありました。

まだ働き始めで、配膳・お茶の入れ方など教えてもらっていない・・

(今でいえば無茶ぶりだ)施設勤務で多く使用する言葉は「すいませんでした」と「教えてもらってません」でした。

 

最初の一カ月・・そんな猶予期間を過ぎると周囲の雰囲気の変化を感じる様になってくるのです。

「覚えは悪いし、鈍くさいよねぇ」

「なんであんな叔母さんとったんだろう」

IQ低いんじゃない?幼稚園児並みだよね」

・・理不尽な場所でした。それから数日後、体調異常が起きました。

 

もう働き始め三カ月経過する頃、Aさんから「利用者様の薬配布・インシュリン注射の管理を明日からやってもらいますから」突然言われました。

 

全く教えてもらっていませんでした。

 

「えっ!!嘘!Bさんに2週間前から教えてやって、って言ってあります!」と声を荒げて言われ「いいえ、全くその様な行為をBさんからして頂いてません」とはっきり言いました。

 

Aさんは即Bさんを問い詰めだし叱りました。Bさんは怒られた事・教えたくなかった自分の行為に自棄になりながら、激情し早口で指導してくれました。

 

自分の抱えている仕事を新人に教える=自分の仕事を奪われる(被害意識)が結構強い傾向がみられるのも「介護施設」就労には他の業種よりつよく見られます。

 

介護施設では「新人育生能力」より「介護力」を高く評価される場なのかもしれません。

 

、他の職場以上にある連帯意識の強さ

        

指導員から一カ月目、「ちょっと来てください」と呼び出されました。

 

上司への「報・連・相」は当り前だと思っていました。

「一カ月経ちましたがどうですか?」と聞かれ自分は当然の様に話しました。

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それを女性のケアマネがどこからか耳にしたらしく、スマホで他の介護員に悪意を含めた内容のチェーンメールを廻し、周囲の態度が目に見えて避ける様になってきたのです。

 

施設で1番口うるさい利用者様(その方専従の介護員まで居たほどです)に吹き込み、いやがらせを受けました。

 

特別老人施設では、夜勤の時です。朝は10人程の利用者様に「普通・とろみ」と区別しお茶を作って出さねばならないので、人数分作り紙に名前まで書いておき(とろみ使用者とただのお茶と利用者様で違うのです。またとろみの強さも違います)仮眠に入りました。

 

そして朝気づくと、作ったお茶セット丸ごと消えていました。

「自分の勘違いかな」とも思いましたが、確かに作っておいたのです。

その日一緒の夜勤はCさんでした。

 

「えへっ。お茶持っていちゃった」と笑いながら言いました。

しかも自分が受け持つA棟と、Cさんが受け持つB棟では、利用者様がまったくの別人です。勿論、とろみ・茶の数も違う訳です。しかもCさんは先輩です。

 

「利用者様に対しての雑な対応・先輩としての姿勢」に自分は腹がたちました。

A棟には、起床時に二人で介助しなければならない利用者様がいます。

B棟には三人います。「Cさん起床介助、お願いします」とB棟のCさんに言いにいきました。

「こっち手伝うから、代わりにB棟手伝ってくれない?」と言われました。

 

自分は「仕事ですから」と当たり前の返答をしました。

それがCさんの勘に触ったのでしょう。二人除いてすべての介護員さん達はキツイ対応になっていきました。

・・この異常なまでの連帯感ってなんでしょうか。

 

4、ストレス過剰からくるパワハラ行為

2007年、読売新聞にて

「高齢者介護施設内虐待498件、昨年度国調べ 市町村把握の10倍」

「●●号室の人、何様だと思っているのかねぇ。してやってるのにね!」

「そうそう。少し我がままだよね。自分じゃできないくせにね!」

こんな介護員の会話を耳にした事もあります。

 

介護員は、「して当り前」という一般的な見解があるのも事実です。

その通り利用者様から感謝される事は、思っている以上に少ないです。では、そう口にしている介護員のストレスのはけ口は、どこにあるのでしょうか?

入ってきた新人の介護員さんに向けられる事が多い様です。

 

介護員にも自分の生活(プライベート)があります。

多くはプライベート面で苦労している介護員がはっきり言って多いです。

×1で母子家庭、×2で父子家庭、子供が登校拒否など・・

 

利用者様の目前で先輩指導員に怒鳴られるのは日常茶飯事であり、他の介護員の前でも同様です。

「感謝されたい、愛に飢えている」のは利用者様ではなく、介護員側に多い様に思えます。

とはいえ利用者様に当たり散らす訳にはいかず、自分より地位の低い所にはけ口にされてしまうのです。

 

携帯を持って利用者様に対応(しかし、半分故障している様な充電もままならない携帯)する施設があって、「排泄介助」の中にも利用者様一人・一人対処の仕方が違うので間違えない様に、ポッケの中には「スケジュール・個人的習性」などのメモでいっぱい状態です。

 

携帯を流しや食堂に置き忘れてしまう事もあるのです。

ベテラン介護員さんでもある失態でも、「なんで忘れるんですか!今度忘れたら施設長に言いつけ減給にしてもらいますから!」と言われた事があります。

ベテラン介護員さんへの対応は

「うんうん・・あの人の癖だからさぁ」で済まされます。・・違いすぎます。

 

まとめ

終わらない辛い特別養護介護施設の日々

なぜこうも「介護施設」は辛いのでしょうか。

 

一つは、どこの業種でもそうだと思いますが、ベテランになればなるほど自分のやり方を変えたがらない。

新しい意見や改革が施設自体に受け入れられないのは、ずっと同じ事をやって慣れてきているから、新しいやり方が合理的であっても拒絶反応を起こすのだと思います。

 

そこで「何を生意気な!」という感情が沸き「パワハラ行為」という手段にでてしまうのが現状ではないでしょうか。

 

先に述べた様に

「プライベート問題」を抱える介護員が多い=「他に勤める所がないから」

「辞めたいけど、転職先がないから」

という理由で、不満を抱きながら働く人々が「介護職」に停滞する事になり、今でも「荒れている介護職場」がもっと荒れる事を想像すると怖い状況です。

 

施設によっては「パワハラ防止セミナー」を実施した事があるという施設もありました。

しかし「セミナー」を実施しても一時的なものである事・・介護員の心構え・取り巻く状況が変わらない限り意味のないもので終わってしまいます。

 

介護員=40・50代になってくれば、自分自身の親の介護もでてくるでしょうし、その頃には「職業病(腰痛)」がでてくるのは必然です。

 

早い人は20代でも腰痛は抱えています。働き盛りの「やむ終えず退職」という現状です。

どこを「改善すればいいのか」介護施設では、延々答えがでない様な気がします。

 

安倍政権は「少子化」には力を入れるが、「介護問題」には焦点が合わないのが現状です。

「働き方改革」の枠に「介護」を当てはめる事はなかなか調整が難しいと思われます。

 

(記事:kerorin

 

 

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