巻き爪で結構悩んでる方は多いようです。検索してみたらビックリしました・・・。
実は私もその巻き爪で苦しんでいた一人でした、「でした」と過去形なのは今は痛くないからです。
目次
巻き爪治療を自分でやって失敗したからこそ得た最良の治療法!不幸中の幸いとは?
しかし当時は羽毛の軽い掛け布団が足の巻き爪に、フワ~と軽く触れるだけで、痛くて眠れなかったほどでした。
なので冬でも足はふとんから出して寝なければなりませんでした。
そこでどうにか自分で改善できないものかと色々試す事に・・・
失敗から学んだ巻き爪を自分で治す方法!
爪の切り方を工夫し、食い込んでいる部分を極力丸く痛くないようにカットしたり、肉と爪の間にテッシュを挟んだり・・・
しかし、それでは根本的な治療とは言えません痛みは引く事は無くますます痛くなるばかり・・・。
そして病院で一旦治すも・・・数ヶ月後には結局自分でいじくってるうちに爪を割ってしまうという失敗を・・・・!
事の顛末とその後どうなったかは、後ほど具体的にお話しさせて頂きます。
まずは巻き爪でお困りの皆さんへ、自分で治す最新の治療法などをご紹介しておこうと思います。
巻き爪は程度が軽ければ自分で治す事が出来ます、そこでまずは様々な方法を調べてみました。
自分で治す前の注意点!
※注意1
(まず治療にあたって絶対にやってはいけない事が、爪の切りすぎです。深爪ですと治療パーツの等の装着が出来なくなります)
※注意2
(重度の巻き爪で、傷になっていて出血していたり、化膿している場合は専門医に診てもらいましょう。自分でやる場合は軽度の巻き爪の場合です)
おすすめ治療グッズ
「テーピング法」
食い込んだ爪の側面にテープを引っ張りながら貼って、指に巻きつけていきます。
テープの張力で皮膚を引っ張り、爪と皮膚の接触を減らすというのが目的です。
ただし、水や汗などで濡れたりした場合どうしても張力は、緩くなってきますからそのたびに張り替えなければ効果は持続しません。
そこで以下のクリップ式などと併用することをお勧めします。
「クリップ式」
形状記憶金属が平らになろうとする力を、常に爪に作用し続けるので徐々に楽になっていくはずです。
(出典:Amazon)
評判もすこぶる良好です。
「New巻き爪ロボ」
これも今回初めて知りました、ここ数年で色んなものが出てたんですね。私が苦しんでた頃にこんな良いものがあれば・・・
写真を見る限り、相当な巻き爪ですが・・・かなり矯正されていますね。
なんかすごくお洒落になりましたね、ロボ。
「巻き爪ブロック」
楽天では一番人気のグッズでした、人気の秘密はやはりお洒落なところでしょうか。
巻いた爪はとくに女性にとっては悩みの種という人も多く、夏など指先が出るようなお洒落なサンダルも履けないと嘆きの書き込みもありました。
これなら、矯正中も恥ずかしくないですね。
医療機器の認可も下りている安心のグッズです。
しかも、繰り返し使えます。後ほど私が病院でやってもらった方法をご紹介しますが、その方法は一回外れると使い捨てになるのがデメリットでした。
「巻き爪シール」売り切れのようです
巻き爪を本格的に治すというよりも、予防・補助として使うといった感じです。
酷い巻き爪にはシールではやや力不足だと思います。
ただしコストパフォーマンスはいいですね。
以上のグッズなどを上手く使って、根気よくやっていけば巻き爪の苦痛からは解放されるはずです。
ただし、巻き爪は何もしないでほっておくと再発します。(少なくとも私はそうでした)
なので、また巻き始めたなと思ったら面倒でも定期的に処置をしたほうがいいです。
その他、巻き爪と皮膚の間にかませるテープなどがあります、とりあえず接触部分をガードし痛みを軽減するにはいいでしょう。
さて、そもそも巻き爪はどうして起こるのか?原因を調べてみました。
巻き爪の原因はハッキリしていない
色々と調べてはみましたが結局、未だにハッキリと分かっていないと言うのが現状ですね。
というのもネットなどで言われている原因の中に私のパターンがあまりあてはまらないからです。
様々な原因
「靴があってない説」
私は30年以上デスクワークだったので、一般の人達よりは靴そのものを履いていません。
しかもデスクワーク中は、ほとんどスリッパかはだしでした・・・。
得に何も足の指に妙な力が働くとか、そういうことは一切なかったので、靴説は私の場合は違うかなと・・・。
「運動不足説」
確かにこれなら、あてはまります。
しかし、運動不足の人達は世に大勢います、その人達の多くが巻き爪になるのか?またはなりやすいのか?
などといったハッキリした統計データは無いように思います。サンプル不足は否めないでしょう。
さらに、車いすの人や寝たきりの患者さん達は運動不足どころじゃないですよね・・・。
ホーキング博士の爪を見せてもらいたいです(笑)
もし、巻いていたら宇宙物理学を駆使してこの難題を方程式で解いて欲しいです^^;
※(ホーキング博士にお悔やみ申し上げます)
「偏った食生活やストレス説」
多少はあるかも知れませんが・・・何でもかんでもとりあえずコレ(ストレス)を言っとけば良いみたいな風潮を感じます・・・
(^_^;
「加齢」
う~ん、どうでしょう・・・?
巻き爪だけじゃなく、・・・誰でもそれなりに年取れば色んな事が出てきますしね。
あと、若い人(子供)にも巻き爪になって手術したという報告はありましたので・・・。
「乾燥」
砂漠や北極に住んでる人達に巻き爪が多いという調査結果が出たら・・・信じますが。
そんな地域より日本のほうが、遙かに高温多湿なのは間違いありませんよね。
「遺伝(DNA)説」
これが最も有力かと思います、真っ直ぐ生えるような遺伝子の操作ができたらありがたいんですが。
まぁ、巻き爪で人は死にませんから研究は後回しですね(^_^;
結局はハッキリした事は分かっていないということですね、「○○だろう」くらいなので根本治療は現段階では難しいと思います。
さて当時、私の巻き爪はますます皮膚に食い込み、冒頭でも書きましたが羽毛布団が触れるだけでも痛みが走り、夜も寝れない状態に・・・。
自分で治そうにも当時は今回ご紹介したような治療グッズもなかったので、巻き爪治療をやっている病院を探し行ってきました。
以下は私の治療体験談です。
病院での治療に挑む
病院での施術は地獄の痛み!
病院は皮膚科だったと思いますが、治療方法は・・・
「VHO法」でやることに!
病院での治療法はこの図のようなタイプ(VHO法)でして、巻き爪の両端から強度の強いピアノ線のようなワイヤーを肉と爪の間へ食い込ませます。
そしてワイヤーを巻き上げて、絞り込むと両側が浮き上がってきて平らになっていきます。
「VHO法のメリット」
この方法の良いところは、施術したその日からすぐ痛みはなくなります。
ワイヤーの剛性も強く、錆びないですし滅多な事では外れる事はありません。
巻き上げたワイヤー部分は短くカットし、危なくないようにシリコン樹脂でコーティングするので安心です。
「デメリット」
ワイヤーを差し込む時が痛い・・・。(今は改善されていると思いたいですw)
繰り返し使えない、爪と皮膚の間に差し込む時痛い。
元々巻き爪でダメージを負っていた皮膚に無理矢理食い込ませるのですから、痛いの痛くないのって・・・
私の人生の中で、病院で涙目で叫び声を上げたのは初めてでした・・・。
・・・・・・・・・・・・・・グイグイ(爪の間にワイヤーの先が入ります)
・・・・・・・・グイッ!
両足なので、2度叫んでいます(笑)
看護婦さんは、なぜか「クスクス・・・」と笑っていました・・・
(;´Д`) いや・・・あ、あの・・・
そりゃまぁ、大の大人が子供のように叫んでいたらおかしいかもしれませんが・・・。
この痛みは麻酔レベルだと思うんですが・・・(でも短時間で終わるんですけどね・・・)
しかし、そのおかげで施術当日から痛みはすっかりなくなり爪も見た目は普通の状態に!
「ところで施術費用は?」
私が受けた時は、一指4000~5000円くらいだったような気がします。両方で10000円くらいだったかな・・・?
(うろ覚えですみません)
現在は調べたところ、大体10000~15000円(初回)前後かと。
重度の場合は19000円ほど(初回)
1年のトータルでは30000円~50000円かかるそうです。
少し高くなったような気がします。
※(保険はききません)
巻き爪は再発する!
確かに施術後は、劇的に効果はありました。
しかし、数ヶ月後には爪が伸びて外れたらまた取り付けなければなりません・・・
しかし、私の場合はあの痛みはトラウマ級だったので、2度目はどうしても尻込みしてしまい結局行かずじまいに・・・。
(ビビリです・・・はい)
数ヶ月後には立派な元の巻き爪に戻っていました。
(今は「痛くない施術」ということを謳っている病院がほとんどなので心配は無いと思います。)
ただし、一度は治っていたので皮膚の状態も良く、そんなに痛くもなく良かったなと今でも感謝しています。
しかしこのままほおって置いてもまた悪くなるのは目に見えていたので、今度こそ自分で何とかしていこうと思い色々試す事に・・・。
自分でやってて失敗する!
とりあえず、アクリル板を貼るために爪を出来るだけ平らにしようと、ニッパーなどでいじっていたら・・・
この通り、爪が割れてしまったのです!!
爪が割れたので、アクリル板を貼ってもあまり意味も無く結局割れたまま放置する事に・・・。
不幸中の幸い?
幸い根元まで割れてるわけでもなく、とくに問題も無く・・・そんなある日、ふと気が付くんですね
「あれ、そう言えば痛くないな・・・」と・・・
そう、巻き爪の痛みそのものは全くなく割れてるからといって、とくに不自由するわけでもなく・・・。
しいて言えば、靴下履く時に少し繊維が割れたところに引っかかるくらいのもので、何も問題ない事に気が付いたんですね^^
つまり、爪が割れた事により巻き爪の剛性が弱くなり皮膚に食い込む力が分散されたという事です。
奴は力を失っていたのです(笑)
問題は皮膚へ食い込む痛みなので、それが無くなっただけでも不幸中の幸いだなと思っています。
これで良かったのか・・・良くないのか・・・なんだかよく分からないことになってしまいましたが、結果オーライかな?と。
ただし、足に力を入れるようなスポーツ選手などは指に力がかけにくくなる恐れがあるので、絶対に無理矢理割ったりしてはいけませんよ。
まぁ、私も無理矢理割ったわけではないんですが・・・。
しかしこの失敗から学んだ事は、爪は意外とデリケートで割れやすい、一度割れたらなかなか治らないということです。
(爪が割れて苦労してた野茂投手のことを思い出しました)
にわか治療ではなく、今回ご紹介した専門グッズなどを上手く取りいれて気長にやらなければならないということです。
まとめ
自分で治す場合は、絶対に深爪をせず治療グッズが装着出来るくらいは爪を残しておく。
あくまでも軽度(爪を押すと痛みはある)の場合で、傷になっていたり出血していたり、化膿している場合は病院へ行く事を強くおすすめします。
私が施術をした頃よりは、技術も進んでいるので痛みもなく、爪の状態に一番あった適切な方法で施術してくれるはずです。
私の爪は未だに5ミリくらい割れっぱなし状態です。
※2018/08/24現在(爪の割れは治りましたが、その分剛性が出てきますからやはり今は少し喰い気味で少し痛みます。なのでまたニッパーで割ってやろうかと・・・w マネしないでください。)