漫画作成で一番大事なことは、〆切りをまもることですがその為には無駄な作業は出来るだけしないように効率化したいものです。

 

例えば見せ場以外のちょっとした背景などは、フォトショップで写真から背景を作って時間効率を高めましょう。

 

フォトショップCS2は、かなり古いバージョンですがCS以前の5とか6から使ってる私からするとまったく問題なく機能も十分です。

 

そしてなんと言っても無料でダウンロードして使えるので、これから漫画で活かしてみたいという人にはピッタリではないでしょうか。

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※(ダウンロードするにはAdobeにユーザー登録してください)

 

 

フォトショップCS2で写真から漫画背景を作成する

今回はこの2枚の写真を使ってみます。

 

 

下地(原稿用紙)へ写真をコピペ

 

解像度600、グレー、幅21㎝×縦28㎝くらいの下地を用意しました。(25.7M)

フォトショップCS2

 

使用する写真は一般的な大きさの写真です。

(解像度72、91㎝×68㎝、14.4M)

 

91㎝×68㎝の写真なのでデカすぎると思う方もいるかもしれませんが、解像度72を解像度600の方へ移動させるとスッポリと余裕で入りますから安心してください。

※(解像度に関する説明はここでは省きます)

 

カラー写真をグレー側へ持って行くと、グレー写真に自動で変わります。

 

 

「control+T」で画像を自由変形させることができます。

縦横比を一定にしながら大きさを変形させるには、「Shiftキー」を押ながらやります。

 

下準備

レベル補正しましょう、コツは明るめに調整しておくことです。

 

元の写真はいじらないで、コピーを2~3枚作ります。その間に元写真が見えないように目玉をクリックして非表示にするか白いレイヤーをかませます。

 

 

ベタを利用する場合はコピーレイヤーの1枚をモノクロ2階調化します。

レイヤーを乗算に設定し下のレイヤーが見えるようにしましょう。

 

乗算▼

 

パワートーン3

ここではパワートーン機能を使っていますが、フォトショップCS2自体でも出来ますのでパワートーン3を持ってなくても問題はありません。後ほど詳しく説明します。

※(パワートーン3は、今ではもう販売中止かも知れませんが、Amazonではその他の販売者からまだ購入できるようです。)

 

さて、2階調化の下のレイヤーをパワートーン3のトーンチェンジャーで網点化します。▼

 

一応完成ですが、やはりどこか写真臭さが拭えません。

 

ポスタリゼーションを使う

「イメージ」⇒「色調補正」⇒「ポスタリゼーション」と進んで階調は今回は4に。

 

階調数を上げていけば、もっと細かくなりますが漫画らしさを出すのであれば4~6階調がいいでしょう。色々と試してみてください。

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この4階調(白と黒が含まれるので実質グレーの階調は2段階)を網点化してあげます。

 

マルチ・スクリーントーン

パワートーン3にはマルチ・スクリーントーンという便利な機能があります。

ポスタリゼーションした部分だけにトーンを張るという機能です。

薄いグレー部分をタッチするとマスクされ、トーンを選びます。

自動でトーンが張られます。

 

 

例えば

  • 薄いグレー部分⇒60線・10%
  • 濃いグレー部分⇒60線・30%

するとこんな感じで張られます。▼

 

 

一応こんな感じになります。

 

輪郭の検出を使う

さらに輪郭線を加えてみます。

 

コピーしておいた他の写真レイヤーを選択し

 

フォトショップメニューから「フィルタ」⇒「輪郭の検出」で上の図のようになります。このままでは汚れが目立つのでもう少し綺麗にします。

 

 

2階調化

色調補正から2階調化します▼

かなりスッキリしました。

 

もっとスッキリしたい場合はフィルタからカットアウトを少しかけると、さらにスッキリします。

 

完成

一応漫画っぽく処理は出来ましたが、これをコミスタやクリスタに読み込んで手描き処理をすればさらにアナログ感は出るでしょう。

 

一度プリントアウトし直接線を加え、完全にアナログ感を出す人もいます。

ただしさらにそれをスキャンし読み込むと鮮度はやや落ちます。

 

が、そのまま原稿用紙に貼って出稿するのでしたら問題はないでしょう。

輪郭の検出はどうしても手描きの線画よりは綺麗になりません、綺麗に仕上げたい場合は直接手を加えてみましょう。

 

ワートーン3を使わない方法

フォトショップのフィルタから「ピクセレート」⇒「カラーハーフトーン」を選択します。

最大半径で数値を入れますが、この数値で目の細かさが変更できます。

今回は15に設定。▼

そして各チャンネルを45度にします。▼

 

 

するとこんな感じでドット化(網点)します。▼

 

 

輪郭の検出レイヤーを乗算にしたらこうなります▼

 

 

空の処理をすればさらにそれらしくなります。

 

しっかり線を描き込めば漫画背景らしくはなりますので効率化の一つとして参考にしてみてください。

 

 

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