殲滅のライザ」の娘リコと機械人間のレグが勇気と友情で、母の待つ「奈落の底」を目指す冒険ファンタジー「メイドインアビス」つくしあきひと先生の描く不思議な世界の物語です。

 

「異形の生命体」や「呪い」など、数様々な想像しきれない世界に飲み込まれてしまいます。

 

リコとレグの強い友情にも感動させられます。

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ではコミック「メイドインアビス」冒険のスタート地点(第1巻)を覗いてみましょう。

アニメ版記事はコチラから

 

目次

「メイドインアビス」コミックスのネタバレ!あらすじと感想(1巻)

「アビスの呪い」と探窟家「殲滅のライザ」の娘・リコ

 

主人公「一流の探窟家」を夢見るリコとは?

オースという町には大きな竪穴がありました。

 

人々はそれを「アビス」を呼んでいます。その「アビス」には多くの謎の異物があり、それらを狙って「一攫千金」を夢みて「アビス」に挑む者達を「探窟家」と呼んでいました。

 

リコはその探窟家の一人「殲滅のライザ」の娘です。

小さな頃から「孤児院」で育てられたリコには、ナット・シギー・キュイという仲間がいました。

その子らが夢みるのは「白笛の探窟家」でした。

笛には意味があり(白笛>黒笛>月笛>蒼笛>赤笛>鈴付き)です。

リコの母「ライザ」は白笛です。リコは「母の様になりたい」と頑張っていました。

 

 

機械人間?少年レグとの出会い

ある日ナットとリコは一緒に探窟にいく事になりました。

 

ナットがベニクチナワに襲われ倒れているのを、リコは発見しました。

ナットを助ける為にリコは囮になりますが、リコも食べられてしまいそうになります!突然、リコを助けるように背後から物凄い「火炎」が放出されベニクチナワの一部を焼き、ベニクチナワは去っていきました。

リコはその火炎の跡を辿り、見つけたのが機械人間の少年でした。

何故ここに来たのか?

自分は誰なのか?まったく覚えてはいないのでした。リコはこの少年を「レグ」呼びます。

 

探窟家の凱旋!!そして母の白笛

「逆さ森」から帰ってきたハボルグさんの凱旋です。町中大騒ぎです。

 

ハボさんは「シーカーキャンプ」の防人から渡されたという「ライザの白笛」をリコに渡します。

リコは少し不安になりました。暫くして探窟本部からライザの手帳を謁見できるというのです。

 

リコは不安に駆られながら本部に向かいます。

リーダーはレグに「一緒に行ってやってくれ」とレグ・リコ二人で本部にはいりました。

 

母の手紙かと思いきや、そこには「異形な生命体」の記帳と、レグに姿形が似た「機械人間」が書いてありました。

レグとライザは「アビスの深層」のどこかで会ったのでしょうか?そして一枚のメモ「奈落の底で待つ」・・いびつな文字で書かれていました。

 

 

「メイドインアビス」ネタバレ!!母のメッセージとレグ・リコのそれぞれの決意

レグは「奈落の底に全ての答があると思う。ぼくがここに来た理由・機械人間の事も」と考える様になっていきます。

一方リコは、母の手帳「奈落の底で待つ」が気がかりでした。

ナットは「お前もリコもおかしいぞ!!」と怒りだします。

しかしリコは「アビスに潜りたい!」とナットとシギーに告げます。

 

考え抜いたレグも「僕もアビスの底に行く。僕が一体何者なのか。知りたいんだ

シギーは「そんな甘くないぞ!!」とリコとレグにアビスについて語ります。

ナットは「お前のかあちゃん死んでるんだよ!!きづけよ。リコ」リコと大喧嘩になるのでした。

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「アビスの呪い」とは?=上昇負荷の場所である事。

  • 一層➡めまい・吐き気 
  • 二層➡重い吐き気・頭痛 
  • 三層➡平行感覚の異常・幻覚・幻聴
  • 四層➡全身激痛・穴という穴から流血  
  • 五層➡全感覚喪失・自傷行為
  • 六層➡人間性の喪失もしくは死     
  • 七層➡確実な死

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(出典:メイドインアビスコミックス)

 

図書館からシギーが盗んできた「アビスの穴の図面」第七層までの過酷な冒険の説明をします。

でもリコも決心は揺るぎません。

 

そしてリコ・レグ「アビス」出発の時・・

朝方4時・・誰にもきずかれないように、孤児院を抜け出します。

勿論シギー・レグも一緒です。お別れを言いたかったのに、喧嘩したままナットはいませんでした。

 

リコは怒って「ふーんだ!!あんな奴知らない」と言います。

レグは「ぼくはいやだな・・」と本当はリコも同じ気持ちでした。スラム街に抜ける道案内=ナットでした。

リコは「許す!!だって今日でお別れだもん」とリコは言います。

とうとうスラム街の果てに到着しました。「あんたたちに、いっぱい手紙かくからね!」

ナットもリコもシギーも鼻水と涙で顏がグッショリです。

そしてリコとレグの「アビス」への冒険が始まりました。

 

「メイドインアビス」コミックの感想。

第一巻までの内容は、アニメと殆ど変わりません。

始めてコミックを読んだ時に詳細な「アビスの穴」の描写に驚きました。

しかも七層まで細かに描いているつくし先生の画に「神ってるぅ」と思いました。

 

アニメと同時刊行というのは、結構マンガ家にとってはキツイものがあるそうです。

時間をかけて1ヶ月~3ヶ月かけて描いたものが、アニメになるとたったの30分で終わってしまうからだそうです。

 

「メイドインアビス」も1話が1巻分になっています。また、コミックにはない話がアニメに入ってきたりすると、頭が混乱してきてしまうそうです。

 

話がずれてきてしまったりもするみたいです。

つくし先生の凄い所は、アニメとマンガのキャラクターの差が全くないという所です。

結構、アニメにするとコミックとキャラクターの顏や姿が、物足りない感じになりがちですが、しっかりコミックをマンガ化してる部分です。

コミックのかわいいリコやレグ達が、寸分たがわず動いている事、キャラクターへの愛情が益々わいてきます。

アニメの相乗効果とでもいうのでしょうか。

コミックを読んでいてあのリコの声が聞こえてきそうな錯覚になります。

コミックは6巻まで既刊ですが、アニメの方も着々と進んでおります。

 

リコとレグ、そしてナット・シギー達の冒険を最後まで、見届けましょう。

 

まんがライフWIN

全話は読めませんが一部なら無料で読めます。

  • #01 大穴の街オース
  • #02 樹住まいの化石群
  • #03 元仕置部屋、リコ私室
  • #04 ベルチェロ孤児院
  • #07 出発前夜
  • #08 いってきます!
  • #09 深界一層 アビスの淵
  • ハローアビス#42

 

アニメ版記事はコチラから

 

 

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