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画力もあり、ストーリーも上手い!そんな力量を持ったマンガ家が、ふと気が付くといなくなっている(連載が止まっている)ってあります。

 

ではなぜ消えているのか?

華やかに見えるマンガ家事情・・調べてみました。

素朴な疑問ですが、あまり素朴でもない現実がつまっております。

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漫画家さん達や出版元さんの個人的な問題でもあるので、つっこむのはどのようなものか・・・しかし「作品を産む」苦労とは、大変な事なのであえて触れさせて頂きます。

 

「漫画家」富と栄光の裏側には知られざる苦悩が!?漫画家達の現実

偶然か?下記の漫画家さんたちの問題・・・全て出版社は「集英社」です。(大謎)

 

  1. 木城ゆきと」と集英社「表現問題」➡「銃夢」
  2. 富樫義弘の苦悩」➡「幽遊白書」
  3. ちばあきおの死について」➡「キャプテン」
  4. 桐山光侍の苦しみ」➡「忍空」

 

漫画家の知られざる苦悩

1、「本城ゆきと」と集英社➡「銃夢ラストオーダー」

漫画家:木城ゆきと「銃夢」「銃夢ラストオーダー」を集英社から出版されていました。

 

木城先生は連載100周という節目にきて「銃夢:新装版」を発表、その直前に、集英社「発狂:総合失調症を連想させるから、訂正し別の言葉を引用してくれ」と言われる。

先生は3か所訂正し、集英社に「なぜ」と説明を求めるも、適格な説明はなされない。

「銃夢:LautOrder」続編にも「発狂」は使用されていたが集英社は「これはOK」と・・新装版はダメで続編はいい、納得のいかない先生は2010年集英社から講談社へ移籍したのです。

以下は木城先生の「公式HP」か等の引用です。

 

http://yukitolog.blogspot.jp/(公式HP)
ご心配おかけしております。

先ほど、銃夢LO連載100回目の原稿を上げました。

ウルジャンは予定通り出ます。表紙はガリイ&陽子です。

ですが紙面の華やかさとは裏腹に僕の心はズダボロです。

101回目のGLOはないかも知れません。

 

事件の経緯を簡単に説明します。読者の皆さんへ報告(1)

原稿執筆真っ最中の6月7日夜に担当編集から電話があり、今月に発売される予定の旧「銃夢/新装版」1巻について、「セリフの一部に問題があるので修正したい」とのこと。

具体的には「“発狂”という言葉が統合失調症を連想させるので、別の言葉に直してほしい」という。

言うまでもありませんが、「銃夢」はすでに発売されている作品であり、なぜ今になってそんな事を言い出すのか分かりません。

その場で判断するには重大すぎることなので、「新装版全7巻中、問題になりそうなセリフをすべてピックアップして、それに対する代案もつけて提出してください。話はそれからだ」と言って時間を稼ぎました。

 

翌日、担当からメールが来ました。

了解は取ってあるので全文掲載します。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

おつかれさまです。

昨日、電話でお話した件、送ります。

新装版全7巻収録分について、編集部で協議しました。

以下の3箇所について、ご相談させて下さい。

それぞれの理由と、言い換えの提案は以下の通りです。

1:「発狂」が統合失調症(かつての精神分裂病)をはじめとする精神障害と

  強く結びついてしまう言葉です。その「発狂」した人が暴力的で危険である

  という受け取り方をされる表現を、現在は避けているからです。
 
  法務からは「”発狂した”の一文をはずす」という提案もあったのですが、全くニュアンスが変わってしまうので、別案を協議しました。

  「犯人の女は暴走した突然変異だったのか」
  「犯人の女は正気を失った突然変異だったのか」
  「犯人の女はおかしくなった突然変異だったのか」
  
  ここの台詞のニュアンスを考えると「暴走した」「正気を失った」が

  比較的近いと考えます。

3:「サイコパス」=「精神病質」を意味し、「共感や他者との結びつきを

  全く示さないと考えられており、他者を自分自身のために操作する、

  反社会的行動をする個人」などとされています。
  
  精神障害の大きな3分類「精神疾患」「知的障害」「精神病質」に含まれ、

  薬事療法も心理療法も受け付けない、治療不可能な障害とされています。

  それ故、サイコパス=何をするかわからない恐ろしい存在、という表現は

  避けるべきと考えています。
  
  いずれも言い換えの難しいニュアンスですが、提案として

  ご一読下さいませ。

集英社UJ編集部 井藤 涼
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

2010年6月10日木曜日

悔しくて眠れないので愚痴を書く。

少し前に「ブラよろ」の佐藤先生を批判するようなことを書いたけど、全面撤回する。

佐藤先生、あんたは正しい。大手出版社はクソだ。

同志と信じ切っている作家を後ろから殴り倒し、顔を土足で踏みにじるようなことを平気でやりやがった。
いつもなら反撃するが、今回は両手足を縛られたような状態で反撃する選択肢がなかった…。

 

なぜだ。こんな扱いを受けるいわれはないはずだ。

今年に入ってから好きなゲームも我慢して、毎月の連載の仕事を上げ新装版の表紙を上げ単行本の表紙と原稿を上げウルジャンの表紙を上げ、頼まれれば色紙も描き仕事場撮影も受け、すべての〆切を守った。

6月のGLO100回記念を目指して。

それで編集部からのプレゼントがこれか。

あんまりじゃないか。

理由は企業の「保身」か。

もしくは俺への悪意か。このタイミングの良さ(悪さ)に

 

●木城先生の苦悩・・

結果から言うと、僕はセリフ3点の修正に同意しました。

「あとから追加で修正箇所を増やすことはしない」という約束と引き替えに。

そして、銃夢LO第100回目の原稿は、〆切までにきちっと上げることを僕は約束しました。

ちゃんと期日までに原稿を上げる、約束は守る、それがいつも公言している僕のプロの矜持だからです。

 

しかし修正に同意してからも悶々と悩む日が続き、現在は後悔しています…。

やはり修正要求は毅然とはねつけるべきではなかったかと。

その結果新装版の刊行が中止となり、銃夢LO第100回目を落とすことになったとしても、そうするべきではなかったかと。

俺はプロとして期日を守ることを優先したが、表現者としては純粋ではなかったのではないかと。

俺が自分の作品の表現を守らなかったら、いったい誰がそれを守ってくれるのかと。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2010年8月15日:講談社に今まで「全ての作品」を講談社にゆだね「移籍」の話をしています。

普通そうは簡単に「移籍」は出来ないのですが、木城先生の「銃夢」「Last Order」も然り、100周年を向かえる作品です。

講談社は腕の良い「マンガ家」を手にした事になりました。まして「銃夢」はハリウッドで「Battle Angel」(仮名)でジェームス・キャメロン監督での話が進行しています。

木城先生の集英社「銃夢」は増刊されずという結果で、今は「講談社」から出版されております。

先生のますますのご活躍をお祈りします。

 

2、「富樫義弘の苦悩」「幽遊白書」~集英社出版~

「週間少年ジャンプ」(集英社)ここは専従システムが相当厳しいらしい・・これは知る人は知る事実である。

1、作家の囲い込み

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専属契約の事だが、「ジャンプ」以外に描けなくなる。他社には作家の居所は教えない

 

2、編集者の作品への手直し

木城先生の例でお解りだろう。作家は24時間編集部と連絡がとれないといけない。

 

3、冷酷なまでの作品の打ち切り

読者に人気のない作品は、大作家でも10週で打ち切りという制度。

 

「富樫先生」は「幽遊白書」終了後、2年あまり姿を消してした。

その後「月イチ連載」という「週間少年ジャンプ」としては異常な形で「レベルE」を描き始めた。

1994年8月7日・・夏コミックマーケットで、富樫先生自身が現れ「ヨシりんでポン!」を、無料で配ったのである。

 

(抜粋)
●幽遊を終えて感想!

「あースッキリした。」

●連載中1番苦しかった所は?

「2回あった、一回目➡暗黒武術大会で幽助と酌が戦った時

(カラー進行のスケジュールで本当に体調を崩してた)

二回目➡仙水と幽助の闘ってた辺り。原稿に向かうと吐き気がする位描きたくなくなった。

幽遊はやめようと編集に頼み込んだ」

 

●嫌いなキャラクターは?

「雪村蛍子」➡ありがちなキャラクターだから。

 

●話づくりで編集サイドから要望とかあった?

「別になかった。逆に俺から実験的に持ち込んだネタは、全部没になったって事は覚えてる」

 

●お気に入りの話は?

「樹がウラ男の中で雄弁をふるう部分。最後の樹の捨てゼリフには、当時の俺の叫びが入ってた」

 

「原作者の血の叫びが入っていた」次の部分と思われる。

「もう十分だろう。いい加減、忍を休ませてやれ~中略~これからは静かに時を過ごす、オレ達は、もう飽きたんだ。お前らは、また別の敵を見つけ、戦い続けるがいい」

富樫の頭はテンパっていたに違いない。「ヨシりんでポン!」の引用をしよう。

 

「連載を終えて~振り返れば、敗北宣言~」

読み切り30P巻頭カラーが立て続けに来た辺りで徹夜をすると心臓に痛みが走る様になりました。

その頃制作ペースについて真剣に考えるようになりました。

「規則正しい生活はムリにしても寝たい時にきっちり寝て描いたら、どの位のペースで仕事ができるだろうか」と。

実行してみました。

 

 

原稿が見る見る遅れ出しました。

(最後に富樫先生の一言)わがままでやめました。すいません。

 

一時は「混乱」していた富樫先生も今では「ハンターハンター」を描いています。

富樫先生にジャンプ編集部は頼るしかなかったのでしょう。立ち直るきっかけってとても難しいと思います。

未だ苦しんでいる「マンガ家」さんも沢山いるでしょう。

「ハンターハンター」34巻既刊、よしリンがんばれ!!

 

 

3、ちばあきおの死について➡「キャプテン」~集英社~

地味だけど、上手くないけど「頑張っていく姿」を描いた漫画「キャプテン」

ちばあきお先生。

彼は「あしたのジョー」で知られている「ちばてつや」の弟さんです。

 

1984年9月13日・41歳という若さで亡くなりました。

(ここで先生の死についての具体的なお話はやめておきましょう)

先生は「どんな状況であれ決して諦めない」健全なマンガを描いていた方です。

80年代の「週間少年ジャンプ」連載作品でした。

1994年先生没10年「ちばあきお名作集」が次々出版されました。

親友の編集者「谷口忠男」さんが出版したのです。

彼こそが「谷口タカオ」の名前の由来の人物です。

 

ちばあきお先生は「非情に真面目であり神経質」な真面目な性格でした。

まさに「谷口タカオ」=ちばあきお先生の姿だったと思います。

彼は始め兄(ちばてつお先生のアシスタント)をやっていましたが、画風を見て「なかよし」からオファが来て「27ページ・三ヶ月先締め切り」という条件であきお先生は受けました。

 

しかし「完璧主義」の先生は1年かかってしまいます。

 

先生は本当に真面目な方で「キャプテン」連載初期の頃、姿が見えないキャプテンが、バッティング練習をみんなに隠れてしている・・というシーンも何度も何度も書き直しをされていたそうです。

 

「月間少年ジャンプ」でちば先生の「キャプテン」が人気があり「あ~いう漫画を週間に欲しい」という上層部の考えで、編集者をやっていた谷口さんは聞いたのです・・・が、

 

 

あきお先生の真面目で、神経細かな人だから「難しいと思いますよ」と言ったのですが、間もなく「週間少年ジャンプ」に「プレイボール」が始まり、人気もでました。

 

あきお先生は描けば描くほど苦しんでいったようです。

 

「キャラ・ストーリーが似ている」という点で「崩す事」を考えすぎていたようです。

アルコールの量も多くなり、原稿も進まず、苦悩する日々が多くなっていきました。

先生臨終の場は、兄のちばてつやの仕事場の2階で、急いで病院に運ばれたそうですが遅かったようです。

一か月前に同じ病院で診てもらった時に酷い鬱病と診察されたと、身内の方は言っています。

 

ちばあきお先生のご冥福をお祈りします。。

 

4、桐山光侍の苦しみ。

2015年「ナイフの墓標」で表舞台にでた桐山先生。

しかし漫画活動は停止状態です。先生に何があったのか?!

 

どうもコミックに掲載された「ナイフの墓標」あたりから「自分の考えと編集者の考えがずれてきた」と書いています。

 

1993年「忍空」で一躍ヒットし1995年にはアニメ化、その最中に「週間少年ジャンプ」「忍空」連載中断する、約10年経過した2005年から「ウルトラ・ジャンプ」にて「忍空・SECOND STAGE~干支忍編~」2011年10月で完結する。

 

どうも「富樫先生と同じ悩み」の様です。

「自分ではこう持っていきたい作品を、勝手にいじられて自分で完結できなくなってしまった」そんなニュアンスで巻最後に書いております。

一部、桐山光侍先生に「死亡説」もでたらしいです。

コミックは発売されておりますが、肝心の先生が「精神的に漫画を受け付けない」ようです。

 

まとめ

(描けない漫画家)頑張ってください!!

  • 江口寿史「ストップ!ひばりくん」
  • 新沢基栄「ハイスクール奇面組」
  • まつもと泉「きまぐれオレンジロード」
  • 佐藤正「燃える!お兄さん」など・・

 

(他社に移った漫画家)頑張ってください!!

小林よしのり

みやたけし「ブンの青春」

高橋よしひろ「銀河流れ星・銀」

猿渡テツヤ「高校鉄拳伝タフ」

車田正美「リングにかけろ」 

木城ゆきと「銃夢」など・・

 

とにかく華やかに見える「漫画の世界」・・物を作る=想像力には限界があり極限に達すると、しわ寄せがくる。

これは「精神衛生上」誰にでもありうる事です。

自分や自分の作品を大事にしてくれる・・そんな場所で「夢や冒険」を伝えて頂ければ幸いです。

みなさん長いお付き合いありがとうございました。

 

 

(記事:kerorin)

 

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